仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2021.04.01 学校行事
【中学】新入生オリエンテーション 1日目~仁川学院を知ろう~

2021年度がスタートした日。入学式まであと1週間となった中学1年生が登校しました。

3月に2回の登校日がありましたが、そのときには着ていなかった制服に身をまとい、中学生としてのデビューです。着るだけでも中学生らしく見えてしまうのが制服の力でしょうか。

最初はやはり硬い表情です。まずは、授業の始まりと終わりの挨拶を練習。まっすぐ正面を向いて立つ姿が頼もしいです。

1校時は教室を離れて中庭で活動。仁川学院のソメイヨシノは少しせっかちで満開を過ぎていましたが、心地よい青空の下での活動となりました。緊張を解きほぐす「アイスブレイク」。「同じ誕生月の人」など、テーマに沿った仲間で集まります。あちこちで声が聞こえ、少しずつコミュニケーションがとれるようになり、表情もほぐれてきました。

2校時は教室へ戻って宗教科オリエンテーションです。仁川学院中学校の授業は、瞑目から始まります。背筋を伸ばし、手を膝の上に置き、目を閉じて心を落ち着けることで、休み時間と授業の切り替えをします。この時間は、お祈りを練習しました。学院生活の1日は、お祈りで始まり、お祈りで終わります。

3校時は教務部と生徒部のオリエンテーション。今年度から中学校の教科書が変わり、学びの内容も変わってきます。問題が出され、たくさんの生徒から「私はこう考える」と意見が出てきました。生徒部オリエンテーションでは、有意義な学校生活を過ごすためのルール・マナーを確認しました。

授業だけではありません。新型コロナウイルス対策として、手洗いを徹底します。みんなが安心して学校生活を送るためには欠かせないことです。

 

終礼では、NIGAWA LIFEが配られました。1日の振り返りを記入します。自分が気づいたこと・考えたことを、忘れないうちに文章で記録し、明日へとつなげます。「アイスブレイクで友だちができたので、4月8日の入学式が楽しみになりました」など、嬉しい振り返りがたくさん見られました。

順調に滑り出した60回生たち。新入生オリエンテーションは、2日目へと続きます。

2021.03.16 学校行事
【中学】第57回 卒業式を行いました

3月16日(火)、中学校の第57回卒業式がコルベ講堂にて行われました。

中庭にあるソメイヨシノは、この日を待ちわびていたかのように、数輪のつぼみが昨日より開花し始めました。

 

残念ながら、猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で、卒業式は昨年同様、規模を縮小しての実施でした。

 

午前10時、保護者や教員の拍手で迎えられ、卒業生が学級担任の先導で入場してきました。

 

卒業証書授与の場面では、担任から一人ひとりの名前が読み上げられると、返事をせずにその場で起立しました。その立ち姿はとても凛々しいものでした。。

 

卒業生代表による謝辞では、苦楽をともにした仲間、お世話になった先生、させてくれた保護者の方々に感謝の言葉が述べられました。

 

本校では、毎年その年の卒業生が思いを集め、言葉を紡ぎ卒業式に合唱するための卒業式歌を作詞、作曲しています。

今年は「ありがとう’20」というタイトルで、一緒に3年間過ごした仲間への感謝の気持ちが込められています。

この卒業式歌も残念ながら今年も合唱できませんでしたが、教員が3年間の学院生活をまとめた動画のBGMとして披露されました。この動画では入学式の様子から、行事をこなすごとに成長していく姿がはっきりと伺え、卒業生や保護者の方も涙ぐんでいました。

   

式後は教室に戻り、最後のホームルームでは、担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡されました。また、卒業生から担任の先生へサプライズの演出もあり、涙あり、笑いありの卒業式となりました。仁川学院で学んだことを存分に活かし、素晴らしい道を切り開いて行ってくれることを教職員一同願っています。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

 

 

「ありがとう’20」

~令和2年度仁川学院中学校卒業式歌~

 

いま僕らは新しい道を歩き出した
ふと振り返れば溢れるほどの思い出が
僕らのこころに鮮やかによみがえる
いつもそばにいてくれたひと

嬉しいときには一緒に笑ってくれたよね
悲しいときには励まし支えてくれたね
悔しいときにもくじけずに顔上げて
いつもそばにいてくれたひと

これからの道のりは遠く果てしないけど
どんなに激しい嵐にあっても前を向いて
しっかり歩いていくから見守ってね
いつもそばにいてくれたひと

誰より信じてくれた 誰より愛してくれた
あなたがくれた大きな愛を 
ありがとう

いま僕らは歩きはじめる

 

 

 

 

2021.03.01 学校行事
【高校】第57回卒業式

令和3年3月1日(月)、晴天のもと第57回高等学校卒業式が挙行されました。

今年度は、感染拡大予防の観点から、保護者の皆様のご列席をご遠慮いただき、卒業生全員と教職員のみで実施いたしました。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

卒業生退場の際には、胸がいっぱいになり涙する卒業生も多数見られました。3年間の思い出が一気に押し寄せてきたのでしょう。

これまでの3年間を締めくくる素晴らしい卒業式となりました。

 

記念撮影後、卒業生たちはホームルームへ向かいクラスで最後の時間を過ごしました。

 

本日ご卒業された卒業生276名のみなさん、改めておめでとうございます。これから歩んでいくみなさんの人生が素晴らしいものになりますよう、教職員一同心よりお祈り申し上げます。

卒業してからも仁川学院で培った多くのことを忘れず、頑張っていって欲しいと思います。

 

 

≪卒業生の保護者の皆様へ≫

お子様の成長を日々見守り、今まで大切に育ててこられました保護者の皆様におかれましても、特別の思いで本日を迎えられたことと思います。

お子様のご卒業を心からお慶び申し上げますとともに、様々な場面で本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

なお、卒業式の動画を『在校生の方へ 父母の会』のページに配信いたします。

ぜひご覧ください。

配信期間:3月4日(木)午後12時 ~ 3月10日(水)午後12時まで

2021.02.08 学校行事
高2探究授業「TWICE PLAN(地元企業インターンワーク)校内発表会」

 先週、2月4日(木)2~4時間目において、高校2年生カルティベーションβ・αコース生対象の探究授業の発表会が行われました。

 この探究授業では、ご協力いただいた5つの地元企業に「インターン生」として関わり、様々な仕事の力に気付き、学びながら、自己を探究し、チームで調査力・コミュニケーション力・表現力などを磨いてきました。コロナ禍の中のグループワーク授業には苦戦しましたが、撮影した動画を企業の方とやり取りしながら、企業から与えられた課題やミッションにICT技術を駆使しながら取り組んできました。その集大成として、企業からのミッションに対するプレゼン発表会を行いました。発表会では、企業の方からたくさんの学びの視点をいただき、生徒一人ひとりが充実した時間を過ごしていたように思います。

 

 

 

 『近畿日本ツーリスト関西』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「講評の中で近畿日本ツーリストの方から、〝プレゼン〟は〝発表〟とは異なり、ただ内容を話すことよりも相手の心を動かすことに重点が置かれるというお話を頂きました。これから先、大学生、社会人となっていく中で、様々なところでプレゼンをさせていただく機会があると思いますが、ただ内容を読み上げるだけでなく、いかに相手に魅力を伝えることができるかといったことを意識したいと感じました。」

 

『コープこうべ』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「ただプレゼンするだけでマルっていう訳ではなくて、プレゼンで学んだことをこれから活かすのが大切なことなんだなって思いました。また、他者の気持ちで聞かないと楽しくなかったし、色んな視点から見るだけで景色が変わって、客観的な力は大切だなと思いました。」

 

『万(ばん)』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「今回スライド作りを担当しましたが、資料作りには意外と時間かかるし、初めてのkeynoteには苦戦しました。でもがんばったおかげで、周りの人からスライド良かったよと言われてうれしかったです。やりがいを感じることができました。」

 

『ホンダカーズ兵庫』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「今回企業様にご協力頂ける貴重な機会に参加させて頂けてとてもありがたかったし、自分の中でもやる前と後では格段にレベルアップできた気がします。次回またこのような機会を頂けたらもっとプレゼンを自分のものにして、真面目で謙虚だけど面白く引きこまれるプレゼンにしたいです。」

 

『チクマ』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「普段では考えないことを考え、視野を広げることができてよかったと思いました。発表の準備を重ねるたびに、いろんなアイデアを班のメンバーと意見交換することができて、いろんな考えに触れることができてよかったです。あと、チームワーク・コミュニケーション力なども重要ですが、一番重要なのは、練習してしっかりと準備して、自信にすることが大切だと感じました。」

 

 

今後、校内発表会により選考されたチームが3月16日に開催される「TWICE AWARD」にエントリーし、プレゼン発表を行う予定です。