仁川学院中学・
高等学校

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2019.07.28 高校入試情報
【高校】第1回オープンハイスクールを実施しました。

令和元年7月28日(日)10:00~12:00、本校にて第1回オープンハイスクールを実施しました。昨日の大雨が残るのではないかと心配していましたが、本日は雨も上がり夏らしい蒸し暑い一日となりました。多くの受験生、保護者の皆様にご来校いただき、心より感謝申し上げます。

 

    

まず初めに、コルベ講堂での学校紹介を聞いていただくグループと体験授業から受けていただく2つのグループに分かれていただきました。コルベ講堂の学校紹介では、吹奏楽部によるオープニングセレモニーとして、歓迎演奏を行いました。その後は、この日の為に準備してきた生徒スタッフが学校の行事や授業、教育システムについて紹介していきました。本日は、有志で募った生徒スタッフを校舎内に配置し、受験生や保護者の方々の誘導や、座談会を行い、直に仁川学院の雰囲気を味わっていただきました。初めての学校見学で緊張されている皆様の気持ちを少しでも和らげることが出来たのではないでしょうか。

 

コルベ講堂での学校紹介の後は、体験授業や校舎見学へと分かれました。体験授業では、ニワトリの心臓の解剖や、ビンゴゲームを使って日本の歴史に親しんでもらう授業、国数英の入試対策講座など、様々な授業が行われ、参加していた受験生たちも興味津々で受講されていました。

 

その後は、レストランで軽食を楽しむ方、部活動見学へ向かう方など、思い思いに過ごしていただきました。

大変暑い中、お越しいただき誠にありがとうございました。教職員一同、感謝申し上げます。

次回のオープンハイスクールは、8月24日(土)10:00~12:00です。たくさんの方々の来校を心よりお待ちしています。

2019.07.24 学校行事
【中学】アカデミア・特進Ⅱコース 夢ナビライブ参加

毎年、インテックス大阪で「夢ナビライブ」というイベントが行われています。

「夢ナビライブ」は、色々な大学の先生方が集まり、実際の大学の講義を見せてくださったり、大学の学問分野について個別相談に応じてくださったりするイベントです。その中で、究めたい学問を発見したり、学びたいと思う大学を見つける、またとないチャンスです。

本来の対象は高校生ですが、6か年で国公立大学進学を目標とする本校のアカデミア・特進Ⅱコースの中学生も、昨年度から特別に参加させていただいています。

約1か月前から事前学習を行いました。パンフレットを見ながら興味のある講義を探し、受講の申し込みをインターネットで行いました。そして、館内の地図を確認して、当日の動きをイメージしました。

阪急梅田駅に集合し地下鉄を乗り継いで、インテックス大阪へ。昨年は、全国5会場で11万人以上が参加した大イベント。最寄り駅から会場のインテックス大阪までの道も大混雑でした。

会場に入ってからもその広さと、参加者の多さに圧倒されながらも、事前に立てた計画通りに回っていきます。

  

 

1コマ30分の「講義ライブ」のほかに、3分ごとに大学の先生が交替しながら自分の研究分野をプレゼンする「夢ナビTALK」、そして様々な学問分野にわかれた個別相談の「学びステーション」、全国の183大学が個別相談に応じてくれる「大学別説明ブース」。これらを約5時間かけて回りました。

高校年生対象の講義は、中学生にとっては難しく感じたようですが、その中でもそれぞれに得たものがあったようです。今日のこの機会を、各々の進路選択に役立てていってほしいと思います。

 

2019.07.24 学校行事
【高校】1学期終業式を行いました

7月23日に、体育館にて1学期終業式を行いました。

 

校長先生から、「この夏が受験や部活の目標を達成するために勝負の時期となる人が多くいると思うので、みなさんにとって有意義になるように過ごしてほしい。また、いろんな誘惑がある中で、自分の心に従って、自律することができるようにしよう。」という話を聞き、生徒たちの顔が長い夏休みに向けて気が引き締まっているように見えました。

その後、1学期に部活動で活躍した生徒の表彰を行いました。この夏に大会がある部活動も多いので、生徒のさらなる活躍を期待しています。

 

また、1年間のアメリカ留学から帰ってきた生徒と、これから1年間のアメリカ留学に行く生徒たちのあいさつがありました。特に留学から帰ってきた生徒のあいさつでは「留学を通して、自分から勇気を出して行動を起こしたときに得られるものがあった。今後も挑戦することを続けたい」という話があり、留学を通しての成長が感じられました。

 

最後に、生徒部長より、夏休み中の生活について注意するべきことなどの話がありました。「ダラダラと過ごすのではなく、何か目標を持って誰かのために、または何かの為に挑戦していける夏にして欲しい。また、危険なところへの立ち入りや、SNSでのトラブルなどに気を付けるように、有意義な夏休みにしましょう。」との内容で、生徒たちは皆、真剣に話を聴いている様子が印象的でした。

これからオーストラリア短期研修やインターンシップの参加など、さまざまな体験をする中で、健康管理に気を付けながら充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。

2019.07.19 学校行事
【中学】カルティベーションウィークを実施しました

7月16日(火)〜19日(金)の4日間、中1、中2のカルティベーションコース、中3の進学コース、特進Ⅰコースを対象に「カルティベーションウィーク」を実施しました。

この企画は、今後変化してゆくグローバルな社会、予測不可能な社会に対応出来るように、「協働力」「思考力」を様々な体験型の授業を通して培うことを目的とした学習期間です。

英数国理社の5教科に加え、近年注目を集めている「マシュマロチャレンジ」。「ベネッセ講演会」や「卒業生講話」などの活動を盛り込みました。各授業の概要については以下にまとめさせていただきますのでご覧ください。

 

本校では、普段の授業や行事の中にも多くの「体験」や「協働」が含まれており、生徒たちも出された指示に柔軟に対応し、和気藹々とした様子で取り組んでいました。

これまでは、夏休みの第1周目に行っていたため、オーストラリア研修や部活の試合などで一部の生徒が参加できないこともありましたが、その問題も解消され、アンケートには「参加できてよかった」という率直な感想が多く散見されました。様々な可能性に目を向けて、勉強や体験活動で充実した夏休みを送って欲しいと思います。

 

《取り組みの概要一覧》

【ガイダンス】

教務部長より、学習会の意義、これからの社会で求められる能力について、クイズも交えながらお話ししていただきました。

【マシュマロチャレンジ】

ある課題に対して、メンバー1人一人が主体性を持ちながら、協力して課題を解決してゆく、「チームビルディング」と呼ばれる手法の一つです。今回は、乾燥パスタを使って塔を作って頂上にマシュマロを乗せ、制限時間内にどれだけ高いものが作れるかを競いました。

 

【英語】

洋楽のヒヤリングから、発音の違いに気付かせ、学んだことを活かしながら実践的に英語の歌を歌います。雰囲気作りに、動きをつけたり、衣装を変えたりして盛り上がりました。

 

【数学】

定理や公式を証明するために実験をして体感したり、iPadを使ってプログラミングの原理を学習するなど、それぞれの先生方の個性が光る授業が各学年で展開されました。

 

 

【日本語】

ニュースペーパーコミュニケーションと題し、対立する意見を持つ時事問題をテーマに、情報を収集してディベートを行いました。論理的な表現力を鍛えることを目的としていますが、予想以上に白熱した議論が展開されました。

 

【社会】

「世界が100人の村だったら」。20年ほど前にインターネット上で急激に広まり、絵本や教科書などにもなった、相互理解と相互受容を訴える有名な文章です。ワークショップを通して、世界の現状について知り、諸問題を自分事として考えました。

 

【理科】

学年ごとに様々な実験に取り組みました。

中1「液体窒素を使って状態変化について学ぶ」

中2「イカの解剖を通して体の構造を学ぶ」

中3「紫キャベツの煮汁を使って、身近な物質の液性について学ぶ」

 

【ベネッセ講演会】

ベネッセコーポレーションから講師の方をお呼びし、今後社会がどのように変化していくと考えられているのか、また、それまでに私たちが身に付けるべき能力や、模試分析表の詳しい見方など、大変貴重なお話を聞くことができました。

 

【卒業生講話】

本校の卒業生で、現役の大学生を招き、それぞれのテーマに沿ってお話しいただきました。「夢や目標はいつ頃見つかったのか」、「どのようにして部活動や習い事と受験勉強を両立したのか」、「大学や専門学校とはどのような環境なのか」など事前に行った質問アンケートしかり、生徒たちが持つ、進路への関心の強さが伝わってきました。

 

【振り返り】

「ニュースペーパーコミュニケーション」で行ったディベート大会優勝チームの表彰を行い、4日間の活動の様子をまとめたスライドショーを鑑賞しました。活動の様子を振り返った後、アンケート用紙や学習会専用のしおりに夏休みの目標を書き記しました。

 

 

2019.07.19 学校行事
【高校】高1カルティベーションSコース「探究基礎・ENAGEEDプレゼン大会」を実施しました。

7月19日1・2限に、高1カルティベーションSコース「探究基礎・ENAGEEDプレゼン大会」を実施しました。

4月から探究型キャリア教育教材「ENAGEED」を使って、普段自分の身の回りで起こっている様々な問題や違和感に対して、どのようなアイデアを生みだして、どのように実現していくのかを課題解決型のグループワークを中心に行ってきました。今回は、1学期の締めくくりとして先週各クラスで行われたプレゼンテーション大会で、クラス代表として選出された合計9チームによる発表を行いました。

普段日常でさまざまなストレスと向き合いながらも頑張っている生徒たち。自分たちがより快適な生活をおくるためにどうしたらいいのかを、高校生ならではの斬新な発想で切り込みひとつのアイデアを生みだすことができていたようです。

探究基礎の授業では、生徒が自分の力でゼロから価値観を生みだすことができる実感と「これから何をしたいのか、 どんなことを学びたいのか」に気づく仕掛けが施されています。正解のない問いに答え続けることで、新入試で求められる「自身の考えを組み立て、表現する力」を2学期以降も身に付けていきたいと思います。