学校行事

【中学】カルタ会を実施しました

2016.01.08

1月8日(金)、6・7校時の仁川タイムの時間を使って、カルタ会を実施しました。

もともと宮中の遊びであったカルタ遊びは、江戸時代の頃から庶民の間で家族が集まるお正月にやるようになったといわれています。本校でも、毎年1月に国語の授業の一環としてカルタ会を行っています。

このカルタ会に向けて、生徒達は冬休みに宿題として百人一首を覚えてきました。

体育館に全校生徒が集まり、各学年毎に8~10人のグループを作って、そのグループの中で札を取り合いました。そして、個人戦として全学年の中で一番多く取った生徒と、団体戦として個人の取った枚数の平均が一番多いクラスを競いました。

 

ルールは散らし取りと呼ばれるやり方で、和歌の「五・七・五・七・七」のうち、下の句「七・七」の部分のみが書かれた100枚の札を各グループの輪の中に置き、放送委員が詠む和歌が上の句から詠まれ始めるとその札を取り合いました。

 

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百人一首の中には、最初の1文字目が「は」で始まる和歌が4首ありますが、1文字目が「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」で始まる和歌は、以下のようにそれぞれ1首ずつしかありません。

らさめの…」「みのえの…」「ぐりあひて…」

くからに…」「びしさに…」「ととぎす…」「をはやみ…」

これを「決まり字」といいます。

 

ほとんどの生徒は、下の句が読まれてから札を探していましたが、中には「決まり字」を知っており、上の句が詠まれるとすぐに手が動く生徒もいました。カルタを取り合う中で、楽しみながら交流を深めていました。この結果は、後日の全校朝礼で表彰されます。