仁川学院小学校
終業式を明日に控えた7月17日(木)、毎年恒例の児童会主催のど自慢かくし芸大会を行いました。各クラスや各学年で、歌だけではなくダンスや寸劇も交えた発表をします。
今年も、それぞれのクラスや学年の個性がよく出た発表ばかりでとても盛り上がりました。すべての発表が終わったあと、審査員である先生方と児童会役員による採点がその場で行われます。
いよいよ緊張の結果発表です。どのクラス・学年も本当に全力を尽くした発表ばかりで接戦となりましたが、今年の優勝は6年2組、準優勝は6年3組となりました。
子どもたちの満足そうな表情がとても印象的で、今年もたくさんの笑顔と笑い声、そして大きな拍手であふれたのど自慢かくし芸大会でした。
7月16日(水)に校内水泳大会を行いました。
昨年から開会式は学院の武道場を使わせていただき、より一層気が引き締まる開会式になっています。
子どもたちはウォーミングアップが終わるとエントリーした種目に出場します。リレーでも個人種目でも、
どのレースに対してもクラスメイトが出ていると、大歓声で応援が行われます。子どもたちは応援に後押
しされてなのか、普段より気持ちよく泳いでいる様子でした。
接戦の末、総合優勝は6年1組でした。大きな拍手に包まれながら、校長先生から優勝トロフィーが渡されました。
たくさんの保護者の皆様に見守られながら、子どもたち全員が頑張った水泳大会になりました。
7月7日月曜日、3年生と5年生がそれぞれ着衣水泳を行いました。
3年生では、ペットボトルやビニール袋などの身近な道具を利用して浮力を確保する練習を行いました。初めてジャージを着たまま泳いだ子どもたちは、その泳ぎづらさや服の重たさに驚いた様子でした。
5年生では、身に着けているジャージを利用して浮力を確保する練習を行いました。また、着衣のまま3泳法を泳ぐ経験をした上で一番自分にとって楽な泳法を探し、万が一の場合に体力の消費を少なくするための方法を知りました。
実際には、事故に遭わないように過ごすことがなにより大切です。しかしこれからの季節、海やプールなどの水辺に行く機会も増えることでしょう。この時間を通して、万が一の場合でも落ち着いて対応することが重要であると子どもたちは学びました。
三年生一学期の社会科のメインテーマは、本校のある西宮について学習すること。1日かけてバスで西宮市をめぐり、これまで授業の中で学んだ町の特徴を実際に見て確かめ、見聞を広げました。
まずは、北部を目指します。西宮市のベッドタウン名塩で、斜行エレベーターを見学。北部の開発や工夫について学びます。その後、西宮の伝統工芸:名塩和紙の学習館にお邪魔し、歴史や現状を教えていただきました。
続いて、山間部の中でどんどん開発されている地域と今なお田畑が残る地域を通りながら、西宮の水がめの一つ、人工で作られた金仙寺湖へ。その後、北部の人々のくらしを便利にした盤滝トンネルを通って、南部地域に抜けました。
南部では、本校および西宮市民になじみのある甲山界隈を通過し、歴史ある神呪寺へ。ここで西宮市南部を一望した子どもたちからは、「建物ばかりだ~!」「一気に開けているね~。」と歓声があがっていました。
さて、バスは、国道171号線(通称:いないち)・山手幹線(通称:やまかん)・国道2号線・国道43号線などの主要幹線道路を通りながら、香櫨園浜へ。子どもたちの眼下には、海の景色が広がり、北部との違いを痛感。
歴史ある西宮砲台を背中に昼食をいただきました。海風にあたりながらしばし寛ぎタイム。その後、南部の埋立地(西宮浜・甲子園浜)を通過し、レインボータウンの建物の所以を実感し、西宮の象徴:阪神甲子園球場を目に焼付けながら、この旅を締めくくりました。
初めてデジカメを片手に、また、要所要所でしおりにメモをとりながら見学をした子どもたち。「百聞は一見にしかず。」で得た情報をもとに、今後、まとめの学習をしていきたいと考えています。
6月27日金曜日、曇り空を吹き飛ばすように、子どもたちが待ちに待っていたフランシスコ・フェスタが行われました。
例年通り、午前中はカルチャー教室に参加したり、買い物を楽しました。
祭りばやしが聞こえる縁日コーナーでは、輪投げに興じ、参加賞ににっこり。男子に人気があったのは、カラフルなペタペタマンでした。6年生も昔懐かしい遊びに心癒されたかのようで、可愛い笑顔が印象的でした。
今年は、サイエンスラボ「電気をあやつれ」、フラワーアクセサリー作り、グルーデコでチャーム作り、丹波立杭焼きの陶芸、スーパーカー作り(レースをしよう)、サッカーレッスンのカルチャー教室がありました。各自が希望の教室に参加しましたので、活動中は真剣そのもの、意欲的に取り組んでいました。
古本コーナーやシスターのお店、キャンディレイのコーナーでは、子どもたちはそれぞれのお店の前でひとしきり大切なお小遣いのつかいみちを考えていました。それでも、校長先生に一つずつ首にかけていただくのがうれしくて、首いっぱいにキャンディレイをかぶっていた子がいました。
午後は、コルベ講堂でカルチャーショーを楽しみました。どこかで見たことがある不思議な「ジョモさんとマルコ」によるマジックショー、音楽家神谷徹氏によるユニークなストローコンサート、Mr.チョップリンショーと色とりどりのプログラムに子どもたちの笑顔と大きな歓声が続く講堂でした。
「こんなに楽しい一日が過ごせました。ありがとうございます。」
子どもたちの心には、楽しい思い出とともに、企画・準備・実施してくださったお母様方の大きな心づかいへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
加東市の「東条山田錦の学校」にて田植え体験をしました。加東市の農林課の方や、みのり農業協同組合の方々、地元の農家の皆さんの御協力で1時間あまりで10アールほどの水田に山田錦の苗を植えることができました。
社会科で稲作の学習は終えてはいるものの、大半の子どもたちにとっては水を張った泥だらけの田に素足で入ることさえ初めての体験であったため、始めのうちは歩くこともままならぬ状況でした。
水田の端から端まで張られた紐の目印に合わせて2~3本の苗を植えていきます。
みのり農協の広報担当の方から、田植えの感想を尋ねられ、「楽しい!」とか「泥が気持ち悪い。」などと答えていた子どもたちでしたが、次第に「こんなに大変だとは思わなかった。」「感謝の気持ちが湧いてきた。」などという感想も聞かれるようになりました。
手馴れてくると初心者とは思えないような素早さで上手に植えていくことができるようになり、気が付けば用意されていた水田はすべて子どもたちが植え付けた稲でいっぱいになっていました。田植えを終えた子どもたちの表情には達成感があふれていました。秋には稲刈りに出かける予定です。
6月20日(金)、自然教室2日目を迎えました。日中に比べてかなりひんやりとした空気の中、さわやかな朝を迎えることができました。
天候に恵まれたため、木漏れ日が差し込む森のステージにて朝の集いを行いました。その後、昨夜きもだめしを行ったルートをみんなで散策しました。
宿舎に戻り、朝ごはんをいただきました。今日1日のエネルギーをたっぷり補給したあと片付けも協力して行い、気持ちよく次の活動につなげます。
いよいよ待ちに待ったフィールドビンゴです。新緑が青々と輝く中、班長が持っている地図を見ながら班ごとにポイントを回っていきます。子どもたちは事前に配られたビンゴカードを見ながら、ハチ高原の自然を五感で感じることができたようでした。
森のステージに帰ってきた子どもたちは、石の首飾り作りに挑戦しました。四角い石から思い思いの形を削りだし、オリジナルの首飾りを作ります。手や服を真っ白にしながらもつるつるになるまで磨き上げ、できあがった首飾りに子どもたちは大満足の笑顔を浮かべていました。
そしてやまなみで最後のお昼ご飯をおいしくいただき、ハチ高原とお別れです。最後はやまなみのスタッフのみなさんとヤギのユキちゃんも一緒に見送ってくれました。
無事に学校へ到着しました。バスを降りた瞬間にハチ高原とは違う湿度と熱気を感じ、気候の違いを体で実感することができました。2日間無事に過ごすことができたこと、多くの人にお世話になったことに感謝の気持ちをこめて、神様にお祈りをして解散となりました。
2日間はあっという間でしたが、子どもたちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。57回生の子どもたちは、来年の冬にスキー教室で再びハチ高原にお世話になります。そのときにはさらに大きく成長した姿を見ていただけるよう、この2日間の学びをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。
6月19日(木)3年生の子どもたちが自然教室へ向かいました。今日からの一泊二日、兵庫県養父市関宮町鉢伏高原で、57回生にとって初めての宿泊行事を体験します。
学校での出発式で校長先生から励ましの言葉をいただき、バスに乗り込みました。初めての宿泊行事にみんな心を躍らせているようです。
無事にヒュッテやまなみに到着しました。宿舎前で開校式を行ったあと、目の前に広がる広々とした草原でやまなみ特製弁当をいただきました。そのあと少しの時間でしたが、草原を走り回ったり虫を捕まえたりヤギのユキちゃんと遊んだりと、ハチ高原の自然を早くも満喫できました。
そのあとはいよいよ山登りです。見晴らしの良い山道を、ひたすら頂上を目指して進みます。登り始めるときから見えていたにも関わらず、なかなか到達できないゴールに驚く子どもたちでしたが、登り切った頂上での最高の見晴らしにパワーをもらったようでした。
晩ご飯は子どもたち自身で作るカレーライスです。班ごとに協力しながらがんばって作ったカレーに子どもたちは満面の笑顔でした。おなべいっぱいに作ったカレーもぺろりと食べきり、使った道具の片づけまでしっかりと行いました。
夜のつどいの後、子どもたちが怖がりつつも楽しみにしていたきもだめしを行いました。予定時刻にはまだ空は明るかったため、時刻を遅らせてのスタートでした。思いっきり怖がった後は、西宮ではなかなか見られない満天の星空を観察しました。
子どもたちは初めての宿泊行事に全力で取り組み疲れた様子で、ぐっすりと眠りにつきました。明日も、子どもたちのがんばりが光る1日となりますように。
6月17日(火)
子どもたちにとって楽しみにしていた水泳の授業が始まりました。本日は、2・4・6年生のプール開きです。まずは、水泳の学習に臨むにあたっての心構えと諸注意から。自分と仲間の命を守り、有意義な学習活動を行うために、一人ひとりが気持ちを引き締めて話を聞きました。さあ、いよいよ1年ぶりの入水。高鳴る鼓動を抑えながら、足から順番に水慣れしていきます。2年生では、その後、水の中を元気いっぱい歩くなど水慣れの活動をたっぷり行いました。4年生では、それにプラスして、クロール・背泳ぎ・平泳ぎなどの泳法にも挑戦。6年生は、7月の臨海学校を見据えて、早速タイム取りを行いました。これから、1学期終了時まで、各自の課題に合わせて泳力アップに励む予定です。
6月15日(日)
日曜参観を行いました。子どもたちの嬉しそうだけれども緊張している表情や、お家の方が来ていないか気にしている姿がとても印象的でした。保護者の皆様には、子どもたちの普段の学校生活をご覧いただけたのではないかと思います。
2時間の授業参観の後、コルベ講堂において進学セミナーを行いました。甲陽学院中学・高等学校校長の山下 正昭氏に『私学の魅力―――中から見たら―――』の特別講演をしていただきました。続いて、本校教育センター機構所長より『仁川学院中学・高等学校の教育について』を説明いたしました。日曜参観の機会に、子どもたちの進学・未来像についてお考えいただく一時となれば幸いです。
午後からは保護者の方の親睦ソフトボール大会が行われました。1点が入ると全員総立ちで走者をハイタッチで迎えるなど、お母様方や子どもたちの応援にも熱が入っていました! 『親睦』試合という名目でしたが、とても白熱した試合が繰り広げられ、教員共々とても楽しい時間を過ごすことができました。