仁川学院小学校
6月に実施した田植え体験で子供たちが植えた稲を刈り取りに出かけました。今回も「東条山田錦の学校」で加東市の農林課の方や、みのり農協の方々、地元の農家の皆さんの御協力を得て2時間ほどの間に、稲刈りをしたり刈り取った稲を干したりと普段できないような体験をさせていただくことができました。
はじめに鎌の持ち方や稲の刈り方などの説明を聞き、5年生全員が一列に並んで刈り取っていきました。前日までの雨で多少のぬかるみもありましたが、一生懸命に刈り取っていました。しかし、15分もたたないうちに、「疲れたぁ。もうあかんわ。」とか、「農家の人って大変やなぁ。」という声が聞こえてきました。
途中で休憩をはさみ、農家の方々が束ねた稲を藁で束ねてくださったものを干す体験もさせていただきましたが、束ねた稲の重さに持ち上げるのがやっとという子供もいました。
稲刈りの体験後は、芋掘りもさせていただきました。2人1組で、協力しながら芋を掘り起こしました。大きなお芋に子どもたちは大興奮!家族の分も、しっかり確保していました。
お昼ごはんは、農家のお母様方が準備してくださった枝豆ご飯と、枝豆、おつけものをいただきました。おいしくてお代わりをする子もたくさんいましたが、それでも食べきれないくらいの量をご準備いただいていました。
昼食後、今回ご準備くださった方々に挨拶をして学校に帰りました。たくさんの思い出ができた素敵な社会体験となりました。
10月18日(土)、第59回運動会を行いました。先々週から先週にかけて台風の影響で週末は立て続けに天気が崩れていましたが、子どもたちの普段の行いのおかげか、今日はまさに運動会日和の快晴に恵まれ、予定通りに運動会を開催することができました。今年から、赤組と白組の2チームに分かれての対抗戦となりました。
開会式では、児童会副会長による開会宣言や優勝杯返還、1年生と6年生の代表児童による児童宣誓などを行いました。子どもたちは精一杯がんばろう!という気持ちがにじみ出てくるような引き締まったいい表情をしていました。
仁川学院小学校の運動会では、特に高学年児童にはそれぞれの役割があります。4年生はのぼりや応援旗を作り、運動会の雰囲気を盛り上げます。5年生は応援団として、応援合戦や応援歌などで各組の士気を高めます。6年生は道具係や放送係などに分かれ、運動会を自分たちで運営していきます。そうした高学年のお兄さん・お姉さんのがんばりが低学年の子どもたちにも伝わって児童席からの力いっぱいの声援につながり、全校児童で作り上げる運動会となるのです。
1・2年生のダンス「ようかいダンスパーティ」は、今流行のアニメや世界的に有名な歌手の曲などにのせて、かわいい妖怪になりきって踊りました。3・4年生のダンス「ロックンちゃっきり八木ブギ」では、ロック民謡に合わせ、子どもたちの歌声とバチの音が運動場に心地よく響いていました。5・6年生による組体操は仁川学院小学校の伝統です。会場中がピンと空気が張りつめた静寂の中、子どもたちの威勢の良い掛け声ときびきびした動き、そして真剣な眼差しで見ている人たちを魅了してくれました。
各学年によるアトラクションや徒競走・リレー、綱引きや棒取り、騎馬戦など、様々な競技で得点を競い合いました。まっすぐにがんばる姿には自然と応援の声が飛びます。どの競技もたくさんの温かい声援の中、子どもたちは楽しく、そして真剣に取り組んでいました。そしてプログラムを締めくくる各学年の代表選手による紅白対抗リレーでは、選手の子どもたちはもちろんのこと、応援する子どもたちも同じように真剣な眼差しでリレーの行方を見つめていたのが印象的でした。
また、保護者の皆様による玉入れや、幼児の皆さんによるかけっこ「ようい、どん!」も、大盛り上がりを見せてくれました。仁川学院小学校の運動会をご覧いただくだけでなく、肌で感じていただけていれば幸いです。
1日戦い抜いた子どもたちは充実感と疲れが見え隠れする中、閉会式を迎えました。激闘の末、今年度の運動会の優勝に輝いたのは白組でした。発表された瞬間、静まり返った会場が一気に沸き、赤組も拍手を送り健闘を称えあいました。お互いに一生懸命にがんばったことで、結果にこだわらない達成感があったようでした。児童会会長からの閉会の言葉にもあったように、今年のスローガン『懸命にやり感動を呼べ!』を、子どもたちは達成できたのではないかと思います。
がんばっている『つもり』を打ち破ることで感動を呼ぶことができた今日の経験をしっかりと自分の糧として、また一歩、さらにもう一歩と成長し続けてほしいと願っています。
9月18日木曜日、全校半日参観を行いました。2学期がスタートして2週間。学校生活のリズムを取り戻し、元気一杯頑張る子ども達の様子を、たくさんの保護者の皆様にご覧いただくことができました。また今回は学年及びクラス懇談会も行いました。小学校に入学して初めての運動会を迎える1年生のクラス懇談会では、ダンスで使う衣装の話が担任からありました。一方6年生の学年懇談会では、進学に関することについて話をしました。
9月17日、マリアの園幼稚園年長さんに向けたはじめの一歩を行いました。
今回の活動内容は「小学校授業体験」です。
実際に小学校の教室を使って、小学校で行われているような授業を体験します。
3教室で行われ、園児たちは国語・算数・理科の授業を受けました。
時間にするとおよそ30分間でしたが、園児たちにとってはあっという間に過ぎてしまったようです。
「楽しかった!」「また小学校に来たい!」そんな声がたくさん聞けました。
少しでも小学校に興味を持ってくれて、今後の幼稚園生活での励みになってくれたら大変嬉しいです。
8月25日、水泳の国際大会でも使われる大阪のなみはやドームで、西日本私立小学校連合が主催する水泳記録会が行われました。
子どもたちは夏休み中もこの日に向けて水泳の練習に取り組んできました。
いざ大きな会場と周りのたくさんの小学生を見ると、とても緊張した様子でした。
およそ30名の仁川学院の代表選手は各種目で自己ベストタイム目指して一生懸命泳ぎました。
6年生の女子1名が50m自由形で参加者上位8位以内に入り、決勝にすすむことができました。決勝は100mと距離が伸び、疲れもたまる中、さらに順位を一つ上げて入賞しました。
このような場所で泳げたこと、スポーツとして競い合えたこと、子どもたちにとってとてもよい経験になったと思います。
7月24日(木)、臨海学校の最終日を迎えました。今日、いよいよ子どもたちにとって6年間の水泳授業の集大成である遠泳を行います。
まさに遠泳日和と言える晴れ間のもと行った朝のつどいでは、今日一日子どもたちが全力を尽くすことができるように神様にお祈りをしました。そのあと海岸を清掃し、徐々に士気を高めます。
朝ご飯をしっかりといただき、いよいよこの3日間のメインである遠泳を行いました。浜からの声援が響く中、今日までの成果を発揮するべく、子どもたちはバディ同士声を掛け合い先生方にも励まされながら、全力で遠泳に挑戦することができました。
最後の反省会では指導助手の先生方からもお話をいただき、この3日間を振り返る時間となりました。ほぼ予定通りに学校に到着すると、たくさんの保護者の方がお迎えに来てくださっていて、子どもたちもホッとした表情を浮かべていました。最後に教頭先生のお話を聞く子どもたちの表情は引き締まっていて、少したくましくなったようでした。
この臨海学校をとおして、子どもたちは自分ひとりのがんばりだけではなく、お互いに支え合い励まし合うことが大きな力に変わるということを身をもって学ぶことができました。この経験を今後の生活につなげ、最高学年として小学校を引っ張っていく頼もしい存在としてさらに成長し続けてほしいと期待しています。
7月23日(水)、臨海学校2日目を迎えました。子どもたちはよく眠れたようで、すっきりした顔をしていました。今日は明日に迫った遠泳本番に向けて、しっかりと泳ぎこみを行います。
気持ちのよい晴天のもと朝のつどいを行い、水泳グループごとに海岸の清掃を行いました。砂浜にたくさんのごみが落ちていることに驚きつつも、感謝の気持ちを込めてきれいにして回りました。
朝食をいただいてエネルギーを補給した子どもたちは、午前中の水泳訓練に臨みました。昨日よりも潮が満ちて流れも速いという厳しい条件の中でしたが、各グループがそれぞれの目標に向かって着実に練習することができました。
おいしい昼食でパワーを蓄え、午睡を取って疲れた体を少し休めたあと午後の水泳訓練に向かいます。とうとう遠泳に向けた最後の練習です。子どもたちも先生も、真剣なまなざしで一生懸命練習に取り組みました。
夕べのつどいを行い、夕食をいただいたあとは2日目のレクリエーションです。今日は水泳グループごとに手持ち花火を楽しんだあと、指導助手の先生方による打ち上げ花火が行われました。暮れかけた海辺の空に華やかな花火が散って、一発上がるごとに子どもたちの歓声が響いていました。
楽しんだあとは気持ちを引き締めて部屋で反省会を行い、その意見を室長が集約して伝達会で先生に報告しました。
水泳訓練が終わったあたりから、子どもたちには目に見えて疲れが出てきているようでした。くたくたになるまで泳いだ今日の体験は、確実にそれぞれの経験値となり、それは自信につながっていくはずです。今日のがんばりを忘れず、明日は自信をもって遠泳に臨んでほしいと思います。
7月22日(火)6年生の最後の宿泊行事である臨海学校初日を迎えました。子どもたちはわくわくした表情の中に少し緊張の色もにじませながら、大きな荷物を抱えて登校してきました。
バスに乗り込み、学校を出発しました。バスの中では様々なレクリエーションで盛り上がりました。
予定時刻より少し遅れましたが無事に瀬戸内マリンホテルに到着しました。ホテルの目の前に広がる渋川海岸に期待を膨らませながら、子どもたちはまずお昼ご飯をいただきました。
岡山まで子どもたちの応援に駆け付けてくださった校長先生から激励のお話をいただき、いよいよ遠泳に向けた水泳訓練の開始です。入念に準備体操を行い、各チームに分かれて水慣れから始めます。
子どもたちは海水の冷たさや塩辛さに驚きながらも、2回の練習を通して、普段泳いでいるプールとは全く違った海の環境に少しずつ慣れ、明日につながる練習ができました。
夕べのつどいを行ったあと、おいしい夕食をいただきました。
そのあと、夕暮れの海岸でレクリエーションを行いました。子どもたちは水泳グループで協力しながら様々な課題をクリアしていきました。
今日は1時間半ほどの水泳訓練でしたが、子どもたちは海で泳ぐことの楽しさや難しさ、厳しさなど様々なことを身をもって学ぶことができました。明日は最終日の遠泳に向けて泳ぎこみ、またグループとしてのまとまりを意識しながら練習を行っていきます。
7月18日(金)1学期終業式をおこないました。
体育館は非常に暑かったのですが、1学期の締めくくりにふさわしく、
全校生が静かに整列し、開始を待つことができました。お祈りをし、
校長先生のお話を聞きました。うれしくてわくわくする夏休みですが、
浮ついてしまって失敗する事がないように気をつけ、楽しい事はもち
ろん、苦しい事も含めて、すばらしい経験をたくさんしてください。
というお話でした。その後、生活部の先生から夏休みの生活の注意が
ありました。今年は特に不審者に対する対応の仕方や自分の身の守り
方についてのお話がありました。2学期に、また全員で元気に始業式
を迎えることができるよう、お祈りしています。