仁川学院小学校
25日(水)修学旅行最終日は、早起きの子どもたちの、早朝散策でスタートしました。まだ眠っている子を起こさないように、そっと出かけたホテルのそばの展望台からは、一面にカルスト台地が広がっていました。その昔ここが海の底で、サンゴが堆積して化石となり、石灰岩の台地となったことを想像しながら、そっと日の出の奇勝を楽しみました。
今日は九州へバスで移動します。途中壇ノ浦SAでは、関門海峡をバックに集合写真を撮りました。
福岡県の『スペースワールド』に到着。遊園地ではお目当ての乗り物目がけて一目散に駆け出す子どもたち。昼食も自分たちで自由にチョイスして、歓声と笑顔にあふれた半日となりました。
楽しかった修学旅行。お世話になったバスガイドさんとも、あっという間にお別れ。感謝の言葉で手を振って、小倉駅から新幹線に乗り込んだら、エネルギーを使い果たしたみんなは3日間の思い出いっぱいの夢の中へと吸い込まれていきました。たくさん学んだ修学旅行。新学期からは最高学年として、しっかり体験したことを生かしてくれると思います。
24日(火)、5年生の修学旅行2日目です。
今日は午前中に『厳島神社』を参拝し、バスで山口県に移動して『秋吉台サファリパーク』『景清洞』に行きました。
世界遺産に登録されている『厳島神社』。平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られている日本屈指の名社です。子どもたちは参拝したり、お守りを買ったり、おみくじを引いたりしていました。
もみじ本陣で昼食をとり、バスで山口県に向かいました。
山口県ではまず『秋吉台サファリパーク』に行きました。バスでパーク内を回った後、ふれあい広場で動物をだっこしたり、エサをあげたりしました。
次は、『景清洞』。鍾乳洞の中を探検しました。子どもたちはヘルメットのライトを頼りに洞窟を進みました。途中、ライトの明かりを消して、真の闇を体験しました。
夕食はホテルでバーベキュー。みんなでおいしくいただきました。
明日は最終日。九州に移動して『スペースワールド』に行きます。
思い出に残る1日にしたいと思います。
3月23日(月)5年生は修学旅行に出かけました。
修学旅行1日目は、広島県。平和記念公園・原爆資料館・袋町小学校を見学しました。
私たちが決して忘れてはならない「戦争」。今から70年前、広島に原子爆弾が落とされました。
一瞬にして尊い命が失われました。そして、今なお苦しんでいる人たちがたくさんいます。
子どもたちは平和記念公園・原爆資料館・袋町小学校を見学し、ガイドさんのお話を伺いながら、当時の状況を肌で感じていきました。
『75年は植物が育たない』といわれた広島は、現在緑豊かな街並みです。
間近で見た子どもたちは、平和について考えるきっかけとなりました。
その後は、バスとフェリーを利用して宮島まで移動しました。
宮島では、『宮島水族館』に行きました。
水族館では、海の生き物をたくさん見学できました。また、ふれあいコーナーがあり、子どもたちは楽しそうになまこやヒトデを触っていました。
水族館からホテルに戻る途中、潮が引いていたので鳥居にタッチできました。
ホテルに戻った後は、しばらく部屋で休んでから、待ちに待った夕食でした。おいしいごはんをたくさん食べていました。
夜は、お土産街を自由散策。残念ながら開いているお店は限られていましたが、子どもたちはたくさんお土産を買っていました。
明日は『厳島神社』を参拝し、山口県に移動して『秋吉台サファリランド』『景清洞』に行きます。
明日も楽しみです。
雨上がりで寒の戻りが厳しい早春3月10日火曜日、第54回卒業式を行いました。54回生80名は今日、慣れ親しんだ小学校を巣立っていきます。
4・5年生の演奏する「旧友」に迎えられ、卒業生が入堂します。大きな拍手で迎えられました。
卒業生の門出を祝福し、心を合わせてお祈りをして卒業式がスタートしました。
卒業証書授与式では、80名の子どもたちが一人ひとり名前を呼ばれて壇上に上がり、校長先生から証書を受け取りました。子どもたちはとても緊張した表情でしたが、それぞれが6年間やりきったという満足感も感じられました。
その後校長先生から、今この場で生きていられることやこうして同じ学校に通い友達や先生と出会えたことも、すべて奇跡だから大切にしてほしいというお話をいただきました。
在校生から6年生へ歌と送辞が贈られ、6年生から在校生へ歌と答辞が贈られました。お互いに感謝の気持ちが伝わりあい、すばらしい歌声とともにコルベ講堂内に広がりました。
大きな拍手と在校生の演奏に見送られ、卒業生が退堂すると外には雪が降っていました。驚きと卒業の喜びで笑顔がたくさんあふれていました。講堂前で記念撮影をしたあと、教室へ向かいます。
教室に戻った卒業生は、オープンスペースに集合して、保護者の方々にこれまでの感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしました。歌の上手な54回生、素敵な歌声を1年間過ごした4階フロアに響かせてくれました。
いつもの教室に戻り、最後の終礼を行いました。それぞれのクラスカラーがよく表れたとても温かい時間を過ごした子どもたちは、いつものとおり「さようなら!」と元気に挨拶をして帰っていきました。
54回生は今日をもって仁川学院小学校を卒業し、それぞれの道に進みます。しかし、6年という長い時間を一緒に過ごしたこのつながりはこれから先もずっと続いていきます。6年間、叱られ、褒められ、一歩ずつ積み重ねて培ってきた力は、きっとこれから先の子どもたちの成長を助けてくれることでしょう。先生方が自信を持って送り出した54回生です。自分に自信を持って前へ進んでいってほしいと願っています。
54回生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
3月5日木曜日、児童会主催の6年生を送る会を行いました。2時間目から4時間目までの時間を使い、10日に卒業を控えた6年生を全校児童で送り出します。
体育館に集まった子どもたちは、まずはじめに全員参加の紅白クイズを行いました。クイズの内容は6年生に関することで、正解が発表されるたびに体育館は大歓声に包まれました。
クイズで盛り上がったあとは、各学年から6年生へ歌のプレゼントを贈りました。心のこもった歌声はしっかりと6年生の心に響いたようで、真剣に聴き入っている様子でした。サプライズで先生方からの歌もあり、6年生だけでなく他学年の児童も大喜びで、とても盛り上がりました。
すべて出し物が終わったあと、6年生から感謝の言葉と歌をプレゼントしてもらいました。それに応えるように各学年代表からの感謝の手紙の朗読があり、続いて1年生から6年生へ手作りのプレゼントを渡しました。1年生が「1年間ありがとう」の気持ちを込めて一生懸命作った贈り物は、6年生もとても嬉しかったようでした。
最後に、6年生からお世話になった先生方へ花束とお手紙が手渡されました。校長先生からもお話をいただき、送る会は終了となりました。6年生の子どもたちには、卒業までの残された日々を大切に過ごしてほしいと思います。
5年生では、3学期から歴史学習を始めています。
弥生時代まで学習が進んだので、大阪府泉大津市にある池上曽根弥生学習館・池上曽根遺跡公園・弥生博物館に社会見学に行きました。
学習館では、弥生土器作りをしたり、出土した土器を再現する作業の体験をしたり、当時の服装であった貫頭衣を着たりと、さまざまな体験をすることができました。
遺跡公園でお弁当を食べた後、弥生博物館へ行きました。リニューアル工事中ということでしたが、学芸員の方々が、脱穀体験や弓矢体験、竪穴住居の柱を立てる体験などさまざまな体験を企画してくださり、子供たちも大喜びでした。
また、普段は見ることができないバックヤードも案内していただき、たいせつに保管されている数多くの弥生土器を見せていただき、大満足の一日でした。
2月21日土曜日、いよいよスキー教室最終日を迎えました。3日間の集大成として、スキーレッスンも集団生活も、充実した時間とすることができますように。
最終日の朝は晴れて、とてもきれいな朝焼けを見ることができました。起床した子どもたちはまだまだ眠そうな目をこすりつつも、しっかりと朝ごはんをいただきました。
3日間がんばった子どもたちへの神様からのごほうびだったのか、最後のスキーレッスンは晴れ渡った青空のもと行うことができました。氷ノ山の頂上まで見渡しながら、子どもたちはこれまでのスキーレッスンの成果を思う存分発揮して、気持ちよくすべることができたようでした。
閉校式ではインストラクターの先生からのお話を聞き、終了証をいただきました。3日前よりも子どもたちは少し自信がついたようで満足した表情をしていました。
昨年の自然教室と、今回の3日間とお世話になったヒュッテやまなみとも、今回でお別れです。最後にスタッフの方からプレゼントをいただき、子どもたちはとても嬉しそうでした。
ほぼ予定通りの時刻に無事学校へ帰ってくることができました。土曜日ということもあって、たくさんの保護者の方がお迎えに来てくださっており、子どもたちは一気に安心したようでした。最後に、終わりの集いとして教頭先生からお話をいただき、全員が元気に過ごせたことを神様へ感謝の気持ちを込めてお祈りをして、3日間のスキー教室を締めくくりました。
この2泊3日の間、子どもたちはたくさん注意も受けましたが、そのたびにしっかりと自分たちで考えて行動して次につなげ、よく成長したと思います。先生からのお話にもありましたが、普段できないことはこういった場では絶対にできません。56回生の子どもたちも、まもなく5年生に進級します。今回できるようになったことをこれからの学校生活に活かし、下級生の良いお手本となる高学年としてがんばってほしいと願っています。
2月20日金曜日、スキー教室2日目を迎えました。子どもたちは、初日のスキーの緊張と疲れからかぐっすりと朝まで眠り、体を休められたようです。今日は午前と午後に分けて丸一日スキーレッスンを行い、スキー技術の向上を目指していきます。
今日一日が実りある時間とできるよう神様にお祈りをして、朝ごはんをしっかりといただきました。
集合写真を撮ったあと、午前のスキーレッスンに向かいます。それぞれのグループで練習を重ね、子どもたちは昨日よりも確実にレベルアップした様子を見せてくれていました。
お昼ご飯は子どもたちの大好きなカレーライスです。おかわりにも長蛇の列ができていました。午後のスキーレッスンに向けて、パワーを充電できたようです。
午後のレッスンではようやく晴れ間が覗き、太陽の暖かさを感じながら気持ちよく滑ることができました。2時間半という長いレッスン時間でしたが、子どもたちにとってはあっという間に過ぎたようでした。
レッスンのあとは子どもたちが心待ちにしていた雪遊びの時間です。そりすべりやかまくら作り、雪合戦など、子どもたちはスキーの疲れも感じさせないほど、思いっきり楽しんでいました。
晩ご飯はすき焼きです。今日一日体を使って動き回った子どもたちはとてもお腹が減ったようで、昨日に引き続き温かいお鍋をとてもおいしくいただきました。
森のホールでの夜のレクリエーションでは、各班によるかくし芸大会を行いました。マジックやダンス、怖い話など、バリエーション豊富な出し物ばかりで、ホールには子どもたちの大きな笑い声が響き渡りました。その後は気持ちを切り替えてキャンドルサービスです。一人ひとりが自分の持つろうそくを見つめながらこの2日間を振り返りました。
その後、部屋での反省会、リーダー会を終え、予定通りに就寝しました。子どもたち自身が自覚するよりも体は疲れているようで、消灯後すぐに多くの部屋から寝息が聞こえてきました。
明日はいよいよスキー教室最終日を迎えます。最後まで全員が元気に過ごすことができますように。
2月19日木曜日、兵庫県養父市ハチ高原での4年生(56回生)のスキー教室が始まりました。ハチ高原は、56回生の子どもたちにとって昨夏自然教室でお世話になった思い出の地。同じ場所でまた新たな素晴らしい冬の思い出を上書きできるよう、元気に今日から21日土曜日までの3日間を過ごしたいと思います。学級閉鎖等のため、当初予定していた日程より1ヶ月ほど遅れての実施となりましたが、日頃の子どもたちの行いのおかげか、天気予報は雪マークと晴れマークが並んでいます。スキー日和の3日間となってほしいと思います。
朝、元気に登校してきた子どもたちは、先生や保護者の皆様のお見送りの中バスに乗り込み、ハチ高原へ向かって出発しました。
バスの中ではクイズやカラオケで盛り上がり、気が付けば周りは真っ白な雪景色になっていて、子どもたちは驚いていました。
無事にヒュッテやまなみに到着し、おいしいお昼ご飯をいただきました。外は雪が降っていたため、そのまま食堂で入所式を行い、3日間お世話になるやまなみのスタッフのみなさんにご挨拶をしました。
いよいよ待ちに待ったスキーレッスンの始まりです。開校式では、これからお世話になるインストラクターの先生方を前に、子どもたちは少し緊張しながらも期待でいっぱいの笑顔を浮かべていました。
終始曇り空で冷たく雪のまじった風が吹く中でしたが、それぞれのグループで子どもたちの経験に合わせて練習を行い、充実した時間を過ごすことができました。
夕べの集いでは、教頭先生から明日につながるお話をいただき、子どもたちそれぞれの胸に響いたことと思います。そして、やまなみさん特製の鴨鍋をみんなでいただきました。お友達と一緒につつくお鍋は格別です。
食事のあとは夜のレクリエーションのナイトウォークです。明かりの少ない雪道を並んで歩き、やまなみの方からお話を伺いました。普段学校では絶対にできない貴重な体験ができ、短い時間でしたが子どもたちはとても楽しんでいたようです。
反省会として、今日一日の振り返りを部屋ごとに行いました。そこで出た意見を集めて室長・副室長がリーダー会で報告をしました。
けがも発熱もなく、みんな元気に充実した一日を終えることができました。明日は一日スキーレッスンに明け暮れます。しっかりと休んでエネルギーを蓄えたいと思います。
5校時に全校生が、自宅の最寄りの駅ごとの地区に別れ、地区集会を行いました。
地区集会では、高学年が司会や記録をして、自分たちの安全な登下校について話し合い活動をします。今回は平成26年度最後の地区集会でしたので、まず、この1年間の振り返りをしました。それぞれの地区で見つかった課題は、地区担当の教員と一緒に改善策を考えました。
その後、地区ごとに集団下校をしました。集団下校では、きちんと2列に並び集団で安全な下校ができるよう、全員が意識して歩行します。先頭を任された児童は、集団の歩く速さを考えたり、交差点で止まって車が来ていないか確認したり、「この青信号で全員が渡りきることができるのか」を考えたりと、普段の下校の何倍も神経を使いながら歩行しているようでした。
今回の地区集会で得た自分たちの課題を生かして3学期残りの期間を過ごし、そこで得た成果を次年度に繋げてもらえたらと思います。