仁川学院小学校
12月20日金曜日、2学期終業式を行いました。早いもので、2学期も終わりです。
体育館で行われた式では、感謝の気持ちを忘れないようにという校長先生からのお話がありました。最後に、担任の先生方の顔を見て、「ありがとうございます。」と大きな声で気持ちを伝えました。
各クラスに戻ると、1人ずつ通知表が手渡されました。長い2学期を振り返って、子どもたちには満足した表情が見られました。クラスごとの自由時間ではお互いの成長を喜び合いながら目をキラキラ輝かせていました。
年が明けて3学期も、子どもたちの明るい笑顔と元気な朝の挨拶でスタートできることを楽しみにしています。
12月18日にコルベ講堂にてクリスマス会を行いました。毎年4年生がキリストのご降誕を再現する「聖劇」を披露し、キリストのみことばである聖書をいただきます。52人の子ども達が心を合わせて取り組んできたクリスマス会。イエス様の降誕を祝う素敵な時間になったと思います。
その昔、アッシジの聖フランシスコがグレッチオの森でキリストの降誕劇を行ったのが聖劇の始まりと言われています。仁川学院小学校のクリスマス会では、その様子を再現してイエス様の御降誕をお祝いしています。
聖歌隊が「もろびとこぞりて」を歌いながら入場し、「しずけき」をハンドベルで演奏します。会場は美しい歌声とハンドベルの音色に包まれ、聖夜の雰囲気が漂います。
劇中劇は、マリアのもとに大天使ガブリエルがあらわれ、聖霊によって男の子を身ごもっていると告げられるところから始まります。ベツレヘムへの旅、羊飼いたちへのお告げ、大賢者の訪問と劇は進みます。イエス様の誕生の次第を、心を込めて演じました。
見事に大役を果たし、大きな成長を見せてくれた4年生に、竹内神父様から祝別された聖書が贈られました。この聖書で3学期から神さまのみことばを勉強することになります。
4年生が精一杯心をこめて作り上げた聖劇に、他の学年の子どもたちは真剣に見入っていました。ハンドベルの音色と聖歌が講堂中に響き渡るなか、聖夜の雰囲気を十分に味わい、イエス様のご降誕をお祝いできたのではないかと思います。
全ての子どもたちに神さまのお恵みがたくさんありますように。