学校行事

スクールファミリー遠足

2019.03.01

3月1日(金)、スクールファミリー遠足を行いました。春めいた好天の下、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペアになり、一緒にそれぞれの目的地に出かけました。スクールファミリー行事では、上級生は下級生のお世話をすることで年下の子ども達への慈しみの心や責任感、リーダーシップを身につけていくことができます。下級生は上級生に対して感謝や尊敬の気持ちを持つことで、将来自分がどのような行動をするべきなのかを思い描くことができます。今回は公共交通機関を利用した遠足であり、公共のマナーについて学ぶよい機会にもなりました。これで今年度のスクールファミリー行事は終了となりますが、それぞれ楽しく過ごすことができ、スクールファミリーの絆が一層深まった一日となりました。

 

1年生と6年生はバンドー神戸青少年科学館へ行きました。1年生は入学以来すっかり慣れ親しんだ6年生のお兄さん、お姉さんと遠足に行くことをとても楽しみにしていました。科学館では、様々な展示や体験施設をとおして地球と宇宙の不思議について楽しく学ぶことができました。特にプラネタリウムでは一般向けの番組投映を見せていただき、普段の生活では見ることのできない満天の星空を満喫しました。ランチタイムも1年生と6年生のペアでにぎやかにお弁当をいただき、すっかり満足した遠足になりました。6年生はまもなく卒業を迎えます。進学する中学校でも思いやりの心を忘れず、これまで以上に活躍してほしいと思います。1年生は6年生のことを忘れないでしょう。2年生になったら6年生から教えてもらったことを思い出しながら、新1年生を弟や妹のようにかわいがってあげてほしいと思います。

  

  

2年生と4年生は須磨水族園に行きました。異学年の交流を深めることだけでなく、校外に出かけるので電車の乗車マナーや集団での歩行についても前日に確認をしました。4年生は2年生のお手本になれるようにがんばりました。2年生はお兄さん、お姉さんのいうことをよく聞き、楽しく活動することを一生懸命学びました。水族館に着くとお天気が良くたくさんのお客さんでにぎわっていました。イルカショーでは大歓声が巻き起こり、子ども達の笑顔もはじけました。ペンギンやアザラシのかわいさに見とれ、様々な魚たちの不思議な生態に触れることもでき、良い経験ができたと思います。元気いっぱいで過ごしましたので帰りの電車では少し疲れた表情の子どももいましたが、思い出に残るスクールファミリー遠足でした。

  

  

3年生と5年生はポートアイランドにある神戸どうぶつ王国に行きました。電車の中では他のお客さんの迷惑にならないよう、沈黙を守ることを徹底しました。どうぶつ王国ではハシビロコウやカピバラなど、たくさんの希少な鳥や動物が放し飼いにされていて、間近で見ることができました。中には触れることのできる動物もいて、多くの子ども達が動物とのスキンシップを楽しんでいました。圧巻は広いゲージの中で行われたバードパフォーマンスで、ミミズクやハヤブサなどの猛禽類が頭上すれすれのところを飛び回ったり、美しいオウムが優雅に飛んだりする姿を見ることができました。4月からは5年生は6年生として新1年生のお世話をすることになります。3年生は4年生になり、お世話をしてもらう側からお世話をする側になります。これまでの経験を生かして立派な姿を見せてほしいと思います。