クラブ活動

中学卓球部・市民大会報告

2014.04.27

中学卓球部・市民大会報告

去る4月26日(土)、西宮市立中央体育館分館にて、市民大会中学生卓球大会シングルスの部が行われました。

 

本校からは、中学3年の松本君。中学2年の打樋君の2名が参加しました。松本君はベスト8、打樋君は3回戦進出と、具体的な目標を持っての挑戦でした。

最初に試合に臨んだのは打樋君。ラケットに当てたボールも台の外にはじかれるほど、相手のボールは重く、一方的に攻撃されました。しかし、これまでの試合でも劣勢を立て直し、後半のゲームで逆転をしてきた打樋君。冷静に相手も見られるようになり、サービスのコースなども工夫が出始めますが、力及ばず。発展途上の2年生。悔しい初戦敗退でした。

2回戦スタートの松本君は、カットマン。台から離れ、相手のドライブを強烈な下回転で返球し、ミスを誘います。試合はほぼ平行線のゲーム展開。1ゲーム目は先にゲームポイントを奪いますが、デュースの末、逆転で落としました。しかしその後もゲームを取れずストレートでの敗戦。昨秋の新人大会で阪神大会へ駒を進めた時と比べても、松本君の技術には向上が感じられましたが、周りも数段強くなっています。会場に入って気がついたのですが、今年はカットマンが多いように思いました。苦手にする子も多いカットマンですが、目立つほどに多いと言うことは、対カット戦にも慣れて来ているのかも知れません。松本君の対戦相手も、サーブから攻撃の組み立て方など、カットマンとの戦い方を指導者から良く教わっているようなプレーぶりでした。
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夏の総体までは3ヶ月もありません。会場に駆けつけてくれた高校キャプテンの上念君からは、「夏までになにか新しい技術を覚えるというよりは、今やらなければならないことをとにかく続けるように。」とアドバイスをもらっていました。

中学生部員が少なくなってしまいましたが、体育館に行けば高校生達がいつでも胸を貸してくれます。中高男女が一緒に汗を流す卓球部。仲間や先輩の大切さを要所要所で感じさせてくれます。