国際交流

2014 イタリア研修旅行B班 7・8日目

2014.12.21

長いようで短かったこのイタリア研修旅行も最終日となりました。イタリアの地を離れることはとても寂しいですが、家族が待つ日本に帰ることは大変喜ばしいことです。

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午前7時、ホテルを出発し、午前9時半頃、ローマ空港に到着。搭乗手続きを済ませ、定刻の12時25分、関西空港に向けて飛行機が飛び立ちました。機内では、友達と思い出を語り合うなど、思い思いに過ごしていました。

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現地時間午前7時頃、予定通り香港空港に到着し、香港空港で最後の自由時間を過ごしました。

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10時30分、再び香港空港を飛び立ち、12月21日午後2時50分、無事に日本に到着しました。スーツケースを受け取った後は、関西空港駅の北広場に集合し、解団式を行いました。

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B班団長の有田教頭先生からは、「この研修旅行で、普段の生活と全く違う環境で寝食を共にしながら過ごし、『他者に己が心を開く』ことの意味を考えられたのではないかと思います。それを、これからの人生の糧としてほしいと思います。」と、添乗員さんからは「ご家族のみんさんと色々なお土産話をし、帰ってからどんどんと思い出が大きくなっていくことを願っています。」と、お言葉をいただきました。最後に生徒を代表し、イタリア研修旅行委員が「親身になって支えてくださった添乗員さん、先生、送り出してくれた家族に感謝します。」とたくましく挨拶。一週間お世話になった添乗員さんに全員で大きな声でお礼を言って、解団式を終えました。

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北広場には多くの保護者の方や教員が出迎えに来られ、久々の家族との再会を喜び合う光景は大変微笑ましく、こうして全員が無事に帰国できたことに感謝したいと思います。

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イタリア研修旅行を終えたB班の生徒の感想を、一部掲載しておきます。

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◇とうとう帰国の日がきてしまいました。ローマ、フィレンツェ、アッシジ。どの都市もとても素晴らしい場所でした。この研修旅行では、普通体験できないことがたくさんありました。私達は本当に恵まれていると思います。この貴重な出来事は、一生私達の心に残ると思います。

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◇何もかもが初めての体験でした。「スリには気を付けて!」「教会研修の時は静かに」様々な注意すべきことを事前学習で学び、たくさん調べて、準備万端で臨んだ研修旅行ももう終わりです。あっという間の一週間でしたが、たくさんのことをこの研修旅行で学びました。これからの生活に活かしていけるように、しっかりと思い出を胸にとめておきたいと思います。

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◇あっという間の一週間でした。話で聞いたり写真で見たりしていた絵や教会を実際に目で見ることができて、本当に素晴らしい体験ができたと思います。この研修旅行に行くことができたのは、先生やガイドさん、家族のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

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◇『本物』を肌で感じてきました。どれも想像していたものよりも大きく、圧倒され、また、その場の空気が、自分はイタリアにいるのだと実感するような雰囲気でした。高いところから見たイタリアの景色がとても美しかったことも強く印象に残っています。私は、サンタ・マリア・デッリアンジェリ教会で、フランシスコが鳥や羊に話しかけた様子を表した像の周りに、作り物ではなく、本物の鳥が集まっているのを見て、素直で、平等な心は、誰に対しても、動物に対しても、通じるのだと思いました。私もいつも誰に対しても笑顔で優しくしていこうと思いました。イタリアで感じたこと、学んだことは、一人一人違うと思いますが、いつまでも心に留め、これからの人生に役立てていきます。

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感想にもある通り、この一週間の旅で、多くの美術作品や歴史に触れ、文化を感じ、様々な景色や人との出会いがありました。そしてその一つ一つの瞬間を仲間とともに過ごすことができました。その中で、生徒達はそれぞれの感覚で何かを掴みとったことでしょう。生徒達それぞれがこの旅で取り組んだこと、学んだこと、感じたことが、これからの人生の道のりの糧となり、支えとなることを心より願っています。

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最後になりましたが、この研修旅行を支えてくださった保護者の皆様、そして近畿日本ツーリスト、現地のガイド、運転手、ホテルスタッフなど研修旅行に携わってくださったすべての皆様、このイタリア研修旅行にご尽力いただきましたことを、教員一同心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。