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第13回 未来予想図を行いました

11月8日(金)、本校卒業生による特別授業『未来予想図』が行われました。第13回目を迎えた今回は、様々な企業や病院等で活躍なされている卒業生の皆様に、各職業を題材とした授業をしていただきました。

 

「客室乗務員の仕事」4年1組
牧 薫 先生(第25回生 日本航空株式会社客室乗務員)
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4年1組は、25回生で日本航空客室乗務員の牧 薫さんにお越しいただきました。
手には、ボーイング777の模型、現在使用している制服を着用して下さっての登場に、子どもたちのテンションは、一気に最高潮に。最初に簡単に自己紹介をして下さり、飛行機の仕組みやひみつ、CAやパイロットになるまでの訓練や、フライト中の仕事内容、仕事中に起きたアクシデント、国内外を行き来する中で楽しみ、そして、機内アナウンスの実践練習(英語編では、その美しさに感嘆の声が!!)など、盛りだくさんの内容を、2時間たっぷりかけてお話下さいました。最後は、子どもたち一人ひとりに将来の夢を尋ねて下さいました。さすがは、好奇心旺盛な子どもたち。目の輝きが違います!メモを一生懸命とったり、話を聞けば聞くほど次の質問が浮かんで尋ねたり、はたまた、牧さんが準備してくださっていた内容を先に質問して驚かせたり…と、とても中身の濃い一時が過ごせました。飛行機という乗り物に、あるいは、航空に携わる方々の仕事や生き方に関心を抱き、世界が広がるきっかけとなったと思います。

 

「日本の素晴らしい【ものづくり】についてみんなで、考えてみましょう!」4年2組
中村 興司 先生(第14回生 株式会社タイキ社長)
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4年2組は、14回生で株式会社タイキ代表取締役社長、中村 興司先生にお越しいただきました。
テーマは「モノ作り」ということで、前半は中村先生の勤める株式会社タイキがどういった製品を作っているかというお話を伺いました。テレビのCMで見るような化粧品メーカーの製品を、中村先生の会社の工場で作っているということ、古い製品と新しい製品の比較から「お客様がより使いやすいもの」を意識して作ることが、物作りをするうえで非常に大事だということを、実際の製品を児童一人一人に配りながら、お話してくれました。
後半は、中村先生の会社を基にして、日本のモノづくりについてお話をして頂きました。日本の国土と、経済力。それを支えてきた日本のモノづくりが、どのような心構えで行われてきたのかを、タイキの会社理念を例に話していただきました。
「勉強は嫌いでも、ずっとしていかなくてはいけない。何か一つ楽しさを見つけ出して、1番を目指すこと。」決して簡単でない内容を、笑顔で楽しく分かりやすくお話してくれる中村先生。10年後成人を迎える子ども達が、社会で活躍するため必要な、たくさんの教えを楽しく学べる2時間になりました。

 

「私が潜水士になった理由」5年生選択グループA
藤家 亘 先生(第25回生 海洋プランニング株式会社潜水士・理学博士)
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5年生グループAは、25回生で海洋プランナーの藤家 亘先生にお越しいただきました。
藤家先生には海洋プランナニングの仕事内容と、これまでの取り組みや、現在進行しているプロジェクトについて、ご紹介いただきました。海底の地質や生物調査を行い、海の環境の把握や、改善のアドバイスを行う海洋プランニングという職業。藤家先生がかつて取り組んでいらした、ツバルの海底調査(ツバルがなぜ沈むかという原因を探り、改善方法をプランニングする)の話を聴いて、子どもたちからは自然と、『すごーい!!』という言葉が聞こえてきました。また、ツバルが沈まないようにするためにプランニングするだけではなく、ツバルのこれからのために仕事を超えておこなっている活動の話を聴いて、子どもたちは仕事に対して使命感を持つことの大切さを学ぶことができました。

 

「コミュニケーションにおける【笑い】の大切さ」5年生選択グループB
木本 公敏 先生(第25回生 株式会社吉本クリエイティブ・エージェンシー執行役員)
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5年生グループBは、25回生で株式会社吉本クリエイティブ・エージェンシー執行役員の木本 公敏先生にお越しいただきました。
初めに「笑い」の大切さについて、話されました。笑うことは健康に良いことが科学的にも立証されているそうです。また、将来の夢について子どもたちに問いかける中で、ひと昔前までは考えられなかったパソコンや携帯電話などの例を挙げながら、将来の夢をもったり、可能性を信じたりすることの大切さについて話されました。授業の後半では、漫才の「初めのつかみ」を子どもたちがやってみる活動をしました。初めは、恥ずかしがっていた子どもたちでしたが、時間が経つにつれて一緒にやってみようと友だちを誘ったり、グループになってネタを話し合ったりして、まさしく「笑い」があふれる活動でした。この活動から子どもたちは、人を笑わせることの面白さや難しさを体感しました。

 

「私とものづくり会社との繋がり」5年生選択グループC
齊藤 裕久 先生(第28回生 サイモ技研株式会社専務取締役)
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5年生グループCは、25回生でサイモ技研株式会社専務取締役の齊藤 裕久先生にお越しいただきました。
前半は以前勤務されていた建設会社の仕事について、そして後半は現在されている仕事内容について、楽しくお話をお聞きすることができました。どちらの仕事も、お話をうかがうまでは子どもたちはあまりピンときていないようで、「どんな仕事かな?」という顔をしていました。が、話が始まると、みんな食い入るように聞いていました。
建設会社のお話では、子どもたちにとってなじみのあるビルもあり、「そのビル知ってる!」と思わず声をあげる子もいました。現在は主にデザインモデルや真空形成品などを扱うお仕事をされているとのことです。子どもたちにとってあまり身近ではない職業だったかもしれませんが、だからこそ逆に興味を持ってお話をうかがうことができたのではないかと思います。最後は、実際に使われているサンプル品を手に取り、大喜びの子どもたちでした。

 

「産婦人科-赤ちゃんが生まれるまで-」5年生選択グループD
大門 映美子 先生(第32回生 大阪府立成人病センター医師)
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5年生グループDは、25回生で大阪府立成人病センター医師の大門 映美子先生にお越しいただきました。
産婦人科医の大門先生より、お医者さんになるまで・お医者さんの毎日・赤ちゃんのお話という3つのテーマでお話をしていただきました。医師を目指し勉強をする日々や、医師としてどんな使命をもって仕事をしているかを分かりやすくお話くださいました。また赤ちゃんの誕生・成長を通して、自分達の命がいかに尊いものであり、そして大切に育まれてきたのかを改めて感じる機会となりました。最後には、妊婦体験もさせていただき、妊婦さんの大変さを少し実感することができました。

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