仁川学院中学・
高等学校

ニュース 記事一覧

2022.06.22 ニュース
【中学】仁川の森 野菜大豊作、そして9月学院祭を見据えて……

 梅雨まっただ中。仁川タイムのある水曜日に雨が降ってしまうと、収穫ができません。幸い、前日から続いた雨は午前のうちにあがりました。

 先週、ナスとピーマン、万願寺とうがらしは収穫したところですが、この1週間にお日様と雨の恵みを受けて、またたくさんの実をつけました。

 夏野菜の大豊作です! てんこ盛りの夏野菜を、班員で分けて持って帰りました。

 さて、先週は土壌のコンディション不良で収穫できなかったジャガイモの収穫もしました。

 

 事前にジャガイモの収穫方法を学んでから畑で実践。イモを傷つけないように、軍手を装着してそっと掘り出します。1本の苗からこんなにたくさんのジャガイモがとれるとは! 生徒も教員も驚きの声を上げます。9月末の学院祭まで、暗くて涼しいところで保管します。

 学院祭に向けての活動は、ジャガイモだけではありません。用意されたのは土とポット、スコップ、そしてトウモロコシの種。今から育てると、ちょうど学院祭の時期に(計画上は)収穫を迎えます。

       

 トウモロコシの害虫を避け、生長を促進させる効果がある枝豆も植えます。どんなふうに種をまけばいいか、自分たちで調べて話し合って種まきをしました。

 学院祭で、ジャガイモやトウモロコシ、枝豆を使って何かできないか……、そんなことを考えています。

2022.06.10 ニュース
【中学】ネットとの付き合い方を考える授業

 5月26日にネットモラルの講演会がありました。その続きとして、各学年ごとにネットの付き合い方について考える授業が行われています。

 中学1年生は、ネットの使いすぎが学力にどう影響するのか学びました。

 

 考えるためには、まず知識が必要です。講義を聴いて、ワークシートにまとめます。

 データを見ると、SNSなどネットの使用時間と学力は明らかな相関関係があります。それを知った上で、自分たちでネット使用のルールを考えていきます。

 中学2年生は、ゲーム依存がテーマです。

 オンラインゲームの使用状況について、アンケート結果を共有。そして、1年生のときに自分たちが考えたネット使用のルールがどれくらい守られているのかを振り返りました。

 ネット依存に陥るメカニズムと問題点を動画で学んだ後、今後ゲームをするときにどのようなことに気をつけるべきか話し合い、発表しました。

 中学3年生は、ネット被害について考えました。

 無料のアプリやサイトなどを使うと、個人情報を提供することにつながります。動画で被害事例を見て、トラブルの問題点や対処方法について学びました。

 トラブルに巻き込まれないようにするためにネットをどのように使えば良いかグループで考え、発表しました。

 現代社会ではネットは切っても切り離せない存在です。「危ないから使わない」ではなく、「危険であることを知って適切に使う」ことが大切です。来週も継続して考えます。

2022.05.26 ニュース
【中学】ネットモラル講演会

中学校全校生がネットモラルについての講演を聴きました。講師は少年サポートセンターの職員の方です。

 

「スマホは、使い方によっては人を傷つける凶器と化す」

「オンラインゲームは、チームで遊ぶのでなかなか抜け出せず、ゲーム依存に陥る」

「LINEは短文でのやり取りになるので言葉が足りず、誤解される」

実際にネットで生じている出来事について、リアルなエピソードを伺いました。

そして、ネットで使う上で必要な力として、「判断力」「創造力」「自制力」「責任力」の4つを教わりました。多くの生徒がスマホを所持し、授業でもタブレットを使っています。そのため、生徒達は身近な出来事として捉え、真剣なまなざしで約50分の講演を聴いていました。

教室に戻ってさっそく講演で学んだことを振り返り、タブレットで提出しました。生徒の振り返りの一部をご紹介します。

「もしネット上で問題を起こしてしまうとその後の自分の人生に大きく影響することがわかりました」

「LINEなどで友達とやり取りをするときは、受け取る側の身になって送ろうと思いました。実際にその場に相手がいると思ってLINEを送ると、相手を傷つけることなく会話もスムーズにいくのかなと思いました」

「あまりスマホについての怖さを考えていなかったので、これからは気をつけて使用することを心がけます。何か困ったときは、誰かに相談するようにします」

2022.05.16 ニュース
【中学】1学期中間考査目前! 放課後学習

5月18日(水)から1学期中間考査が始まります。今日は、放課後に校内のLearning Spaceで学習する生徒の様子をご紹介します。

ローゼンバイゲルホールでは、カルティベーションコースの生徒たちが、自主的に集まって学習しています。中学校では全生徒がスタディサプリを受講しています。何度でも解説の講義動画を見ることができ、確認テストで理解度を測れるのが特長です。

学生メンターがすべての教科の質問対応をします。また、生徒同士で教え合う様子もあちこちで見られました。

一方、アカデミアコースは、「合同自学自習」として考査1週間前から1~3年生全員が放課後の時間をともに過ごします。前方に座るのが3年生、まん中が2年生、後方が1年生。先輩の背中から後輩が何かを感じ取れるはずです。また、先輩も後輩に自分の背中を見せるという緊張感の中、集中して学習できます。

学生メンターは問題に関する質問だけでなく、学習の方法についてのアドバイスもしています。また、教員も質問対応にあたります。

日頃の授業が重要なのはもちろんですが、習ったことを自分で復習しないと学力は定着しません。引き締まった雰囲気の中、自ら学習する放課後の時間が過ごせています。

 

2022.05.07 ニュース
【中学】アカデミアコース「探究」の授業が始まりました

今年度から高校の学習指導要領の中に「探究」の授業が加わりました。仁川学院の中学校では、アカデミアコースで、令和元年度から「探究」の学習を先取りしています。中学校で探究の基本的な学び方を身につけて、高校でさらに発展させようというのが狙いです。

中学1・2年生は、「探究基礎」。上半期は、“水”をテーマに取り組みます。1年生と2年生の混合班での活動。2年生は昨年度も経験済みなので、より深い活動ができます。また、1年生は「探究」の経験者である2年生から学ぶことができます。お互い、積極的に意見を交わします。

3年生は「アドバンスト探究」。「アドバンスト」とは、「上級の、進歩的な」という意味。過去2年間の経験を生かし、中学探究の締めくくりです。何でもすぐにインターネットで調べる時代にあって、あえて本を読むところからスタート。3年生の探究のテーマは自由です。本を手に取り、探究のテーマになりそうなことを探します。

 

「探究」の授業に教科書はありません。問題もありません。答えもありません。自分で課題を発見し、問いを立て、問いに対する仮説を立て、それを検証するという「課題発見型学習」です。

日頃の教科での学んだ成果が、「探究」の活動で発揮されることでしょう。