仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2022.09.23 学校行事
【中高】第56回学院祭を実施しました

本日、第56回仁川学院中学高等学校の学院祭を実施しました。今年度の学院祭は3年ぶりに生徒の家族も参加しての開催となりました。たくさんのご来校ありがとうございました。

今年度のテーマは『青春を掴み取れ』です。コロナ禍で様々な学校行事に制限がかかる中、開催できる一つ一つの行事を大切にして、楽しい思い出が青春の1ページに刻まれるようにという思いを込めて、今年度の生徒会が企画しました。

会場には装飾係が作成した「映える」スポットが設置され、写真を取り合う姿がたくさん見られました。

 

 

今回の学院祭では、食品は扱いませんが久しぶりに模擬店も行うなど例年に近い形での実施となり、クラスや部活動など様々な団体が趣向を凝らした出し物を出店していました。射的やカジノやヨーヨー釣りなどのゲーム形式のものや、脱出ゲームやお化け屋敷や迷路などの体験型のものなどいろんな種類の模擬店があり、開始と同時に長蛇の列ができ大いに盛り上がっていました。

 

 

 

 

また展示では、中学生が「仁川の森」で収穫した野菜についての発表と無農薬野菜の販売や、宗教委員会や図書委員会による展示、写真部や美術部による作品の展示などがありました。

 

 

 

また、コルベ講堂、軽音楽、アゴラステージの3つのステージ発表では、クラスや部活動での発表だけでなく有志の発表もあり、観客も含めて盛り上げてくれました。

コルベ講堂ステージ

 

 

 

軽音楽部ステージ

 

 

あいにくの天候でアゴラステージでの発表は体育館に変更になりましたが、クラスや団体の結束力がみられるステージを展開してくれました。

 

 

 

生徒の生き生きとした表情がたくさん見られ、今年のテーマの通り青春を掴み取れたように感じられます。学院祭を通して培った団結力で、これからの学院生活が更に充実することを期待します。

2022.09.01 学校行事
令和4年度 地域インターンシップ体験の参加報告

2019年度に実施して以来、新型コロナウィルスの影響により実施を見送っていた「地域インターンシップ体験」の職業体験プログラムを7月~8月にかけて実施いたしました。

今年度は、「株式会社アルトナー」「清水建設株式会社」「不二電気工事株式会社」「株式会社ホンダカーズ兵庫」「日笠工業株式会社」「コープこうべ」「株式会社シュゼットホールディングス」「兵庫県庁」の8つの企業にご協力いただくことができました。(残念ながら、感染予防のため、「清水建設株式会社」「株式会社ホンダカーズ兵庫」は中止となりました。)

高校1・2年生は、ほとんどの生徒が中学校で『トライやるウィーク』などを体験できなかったので、多くの生徒が希望してくれました。残念ながら抽選に漏れて参加できなかった生徒もいましたが、最終的に22名の生徒が各企業の体験に参加しました。

今回の体験を通して、「SDGsへの取り組みの本質」「トライ&エラーの大切さとものづくりの難しさ」「追求心を追い続ける楽しさ」「挨拶・マナーの大切さと責任感の重さ」「コミュニケーションの必要性」「志を強く持つことの重要性」などを学ぶことができたようです。

また、今後の学校生活において、「コミュニケーションを積極的にとっていきたい。」「どんなときでも自分で状況を判断して瞬時に行動していきたい。」「1つの商品を作り上げるには、膨大な時間と労力がかかっていることを認識して、環境を意識しながら行動していきたい。」「今後の人生にも大きな影響を与えてくれた体験だったので、後輩にこの体験の良さを伝えていきたい。」などとコメントしてくれました。

 

最後になりますが、ご協力いただいた企業の皆様方、お忙しい中、本当にありがとうございました。

2022.08.27 学校行事
【中学】第2回オープンスクールを実施しました

 8月27日(土)、第2回オープンスクールを実施しました。

多くの児童の皆さんと保護者の皆様にご来校いただき、今回も「体験授業」と「校内見学」を実施しました。

本日の「体験授業」は「数学」と「理科」でした。

「数学」は魔方陣の規則性や性質を知り、なぜそうなるのかをみんなで考えました。

少し難しい内容ではありましたが、意欲的に発表する子もおり、活気のある授業になりました。

「理科」の授業は、自分たちで材料を混ぜ合わせて花火を作りました。

花火の火花の仕組みなども学べ、充実した時間になったようでした。

 

      

      

「校内見学」ではクイズラリーをしながら、校内の施設やクラブ活動の様子を見ました。

多くの子供たちが保護者の方と巡るなか、今回のオープンスクールでできた友達同士でクイズラリーを楽しむような光景もあり、いい交流のなった機会になったようでした。

              

  本日はお忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。

9月13日(火)~15日(木)に保護者の方対象の個別相談会・学校見学会を行う予定です。

是非ご参加いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

2022.08.03 学校行事
【高校】高2アカデミアコース 学習合宿を実施しました

令和4年7月31日(日)~8月2日(火)まで高校2年生アカデミアコースは、西脇ロイヤルホテルにて3日間を過ごしました。高校2年生での学習合宿の実施は約10年ぶりとなります。今年の高校2年生はコロナ禍のため、宿泊をすること自体が高校生活で初となりました。

この合宿の目的は、以下の3点です。

①来年の大学受験に向けて、高校2年生の夏から長時間の学習に耐えることの出来る集中力を養うこと

②国数英の基礎学力の強化

③授業と自学、質問のサイクルを確立して、自己管理能力と解決能力を高めること

西脇ロイヤルホテルに到着後、入所式を行い、教員からこの合宿についての思いを伝えました。そして、授業からのスタート。高校3年生の合宿とは違い、国数英の基礎学力を強化するため、3科目の授業を実施しました。

 

その日の授業が終わったら、就寝時間までは自学です。計画した内容を進めていったり、何かあれば教員へ質問に行ったりと、思い思いに取り組みました。

集中するとお腹が空いてきます。食事を取ることも学習をする上で大切なこと。黙食を徹底しながらの食事となりました。

夜の自学では、日中の疲れが出てきます。眠くなった時や集中できなくなってきた時、どのように乗り越えるのかもこの合宿で身につけてほしい力です。生徒は自分なりのリフレッシュ方法を見つけ、切り替えをしていました。22時55分で全体は終了となりますが、24時まで残っている生徒も多数見受けられました。

 

2日目、3日目の朝は6時起床、6時30分から朝食までの1時間は自学です。6時30分よりも前に来て、自学を始めている生徒もいました。3日目の朝はかなり疲れが見えていましたが、友達と互いに励まし合い、最後までやり遂げることができました。

最後は退所式です。生徒代表が西脇ロイヤルホテルの方への感謝を伝えました。また、各クラス代表1名がこの合宿で得たことについて共有を行いました。この3日間の講評を教員から受け、学校へと戻りました。解散後に、少し勉強して帰りたいという生徒が数名いて、彼らの意識の高さに驚かされました。

この3日間の総学習時間は約30時間でした。「自分の弱さと向き合うことができた」「長時間の学習にも工夫次第で乗り越えることができた」「合宿が終わってからも、このサイクルを崩さないように頑張りたい」など、生徒はこの合宿で本当にたくさんのものを得ることができました。

合宿翌日から登校して自学を行いましたが、生徒たちの姿勢は合宿前とは違い、取り組み方に変化が出てきました。この合宿で得たものを糧に、残りの夏休みを充実させ、2学期で良いスタートを切れることを期待しています。

2022.08.01 学校行事
【高校】高3アカデミアコース 学習合宿を実施しました

令和4年7月27日(水)~29日(金)、高校3年生アカデミアコースの生徒達は、勉強漬けの3日間を西脇ロイヤルホテルで実施しました。

受験生は、この夏の過ごし方次第で今後の学力の伸びが大きく変わります。

「日常の喧騒から離れた状態で、ただひたすらに学習に没頭する」ことを目的に、厳粛な雰囲気で合宿が始まりました。

まずは、この3日間お世話になる西脇ロイヤルホテルの方へのご挨拶を兼ねた入所式に始まり、すぐ2時間の自習を行いました。

 

 

この学習合宿は自習時間を基本としているため、全員が各自の計画表に沿って、やるべき事や時間を決めて学習を進めていきます。

 

 

食事は学校生活と同じく毎回黙食です。

 

そこからも自習を中心に、自分の課題に向けて1人1人が全力で頑張っていました。

自習時間は90分~120分と様々に設定されています。長時間学習へ取り組む持久力も大切です。

常に全員が高い集中力で学習と向き合うことができていました。

 

 

英語と物理については授業を行いました。

  

 

困ったことがあれば担当教員のところへ質問に行きます。

学校ではどうしても時間に制約がありますが、この合宿では生徒が納得するまでゆっくりと時間をかけて個別対応をすることができました。

  

 

ただ学習にのめり込むだけではなく、休憩時間は思い切り友達と話したり、体を動かしたりと、メリハリのある切り替えも上手にできていました。

 

 

1・2日目の工程では22時50分に終えますが、生徒の中には24時まで残って勉強を続ける人もいました。

朝も、予定では6時30分からの学習でしたが、5時30分に入室して頑張る生徒の姿も見られました。

 

 

2日目には、頑張る生徒たちに、教員からの差し入れもありました。

気力や体力を様々な形で補いながら、自分の勉強に没頭しました。

 

最後は、この3日間お世話になった西脇ロイヤルホテルの方からお言葉を頂き、退所式を終えました。

また3日間共に過ごした教員からの激励の言葉もあり、帰路につきました。

  

 

3日間の総学習時間は約30時間でした。

「意外と集中できた」「自分に合う勉強法がやっと掴めた」「3日間、本当に頑張れたと思う」「ここまで頑張ることができた自分に驚いた。これからもこの学習スタイルを続けていきたい」など、それぞれの生徒が多くの収穫を得て、満足感をもって合宿を終えることができました。

 

この合宿をきっかけに学習の量も質も更に改善し、大きく飛躍してくれることを期待しています。

2022.07.27 学校行事
【中学】アカデミアコース学習合宿(3日目)「学びを進めるきっかけに」

 前日は、暑さと戦いながら知力と観察眼をフル稼働させたフィールドワーク、その後は授業と自習が続きました。さすがに疲れの見える生徒もいましたが、一晩寝て復活したようです。疲労回復には睡眠が一番!

 朝の自学自習のあとは写経の時間。般若心経をなぞり書きします。

 一言も私語が聞こえることのない、集中の途切れない空間となりました。

 昨夜同様、教科融合問題の授業です。今日は、社会と国語、英語の知識をミックスして考える問題。教科の枠を超えた知識を総動員させます。

 グループワークで正解を考えます。なぜそう考えたか、思考の過程を大切に。

 今回の合宿最後の食事。変わらず黙食が続くのは少し寂しくもあります。

 カチャカチャとスプーンのお皿に当たる音が響き渡ります。しかし、感染症対策は何よりも重要です。

 3日間の55時間を一緒に過ごしたことで、学年や男女の壁を越えた仲間作りができたようです。

 最後の研修は、振り返りです。この3日間で気づいたこと、考えたことを記録します。「鉄は熱いうちに打て」とはよく言ったもので、合宿の熱が冷めないうちに文章で残しました。

 それぞれの研修ごとに書き留めたメモを見返す人。頭の中で思い起こして文章を考える人。いろんなやり方で3日間を振り返っていました。

 閉講式では、生徒代表がこの3日間の学びについて振り返り、宿舎の方にお礼の挨拶をしました。朝早くから夜遅くまで順調に活動ができたのは、宿舎の方のご尽力があったからこそ。

 長町教頭補佐先生から、「学びは自分を変える過程」「学びを謙虚に受け入れる」「仲間と学ぶ」というメッセージをいただきました。

 学習合宿を夏休みの最初に行った意味は、ここで得たものを夏休みの生活に反映させてほしいからです。学習の方法や姿勢がきちんと確立されていれば、長期休暇も有効に使えます。2学期の始業式に、一回り成長した姿を見せてくれると期待しています。

2022.07.26 学校行事
【中学】アカデミアコース学習合宿(2日目)「学びを広げる」

 学習合宿1日目は23:00過ぎに就寝。それにも関わらず、早朝5:00からの自習室にはなんと半数の生徒が集いました。

 もちろん、6:00に設定された全体の起床時刻には全員がやってきて、自学自習が始まりました。

  

 あれ? みんな服装がバラバラですよ……? 合宿では日中は制服、入浴後から就寝までは体操服で過ごします。しかし、今日の日中だけは自由な服装です。

 

 その理由は、フィールドワークに出かけるからです。今回のテーマは「古地図を歩こう」。幕末に作られた京都の地図を見ながら、1~3年生の混合班で街を歩きます。

  三条大橋や祇園など今も昔も同じ地名があります。一方で、今と地名が違うところ、あるいは今と名前は同じでも大きさが昔とは違う名所旧跡もあります。脳内で150年以上前の京都にタイムスリップ。

 とは言っても、最近は地図を見ることが少なくなりました。ついついスマートフォンのマップを使いたくなるところですが、そこは我慢して古地図とにらめっこ。

 宿舎に戻ったら、振り返りです。

 今日、歩いたルートを古地図に書きこみ、気づいたことをまとめました。

 夕方は3教科の授業。昨日の学力到達度テストの解説です。

 できなかったところは、間を置かずに学び直すことが効果的な学習方法です。

 今日の夕食もボリューム満点。

 とても食べきれない量……と思いきや、日中に歩いてカロリー消費をしたため、多くの生徒がペロリと食べ尽くしました。若いってすばらしい!

 夜は、教科融合問題を考えました。理科をベースにしながらも、理科の知識だけではなくほかの教科の考え方も融合しながら、答えを導き出すのが教科融合問題です。

 

 また、先生からは問いの答え合わせで終わるだけでなく、さらに知識を広げていくお話しが。「どうしてそうなるのか」「?を!にしていく」「学校の学びと日常生活をつなげる」学ぶ楽しさの本質を知ってほしいという先生の熱が伝わりました。

 自学自習で始まった学習合宿2日目。終わりも自学自習です。

 到達度テストとその解説授業で自分の得意・苦手分野が把握できたはず。それを踏まえて、自分のやるべき学習を計画することが大切です。

 17時間あまりに及ぶ学びの1日は、学習合宿でなければ経験できません。

2022.07.25 学校行事
【中学】アカデミアコース学習合宿(1日目)「学びは自分を変える」

 3年ぶりに復活した中学アカデミアコース学習合宿。宿舎は、京都御所の近くにある石長松菊園です。

 3年生の学級委員長が全員を代表して宿舎の方にご挨拶。合宿への意気込みを伝えました。長町教頭補佐先生からは、3日間の合宿を始めるにあたり学ぶことの意義についてお話しがありました。

 まずは、これまでの学習がどのように定着したかを確認するためのテストからスタート。

 3教科それぞれのテスト結果から、自分の学習の到達度を理解し、この夏にどんな学習をすればいいかを考えます。

 特別講演会は、「未来を見つけよう」と題された進路講演会。学校で学ぶことが、将来にどうつながっていくのでしょうか。何かをつかもうとメモを取る生徒もいました。

 アカデミアコースの卒業生が3人やってきました。事前に在校生から集めた質問を元に、自分の体験を語りました。

 学習に必要なのは計画、そして量。同じ仁川学院のアカデミアコースで学び、大学に進学した先輩の意見は説得力があります。

 腹が減ってはなんとやら。ハードな研修プログラムを乗り切るには栄養が必要。

 

 新型コロナウイルス対策として黙食なのは寂しい限りですが、石長松菊園さんの食事のボリュームに圧倒されました。

 食事、入浴の後も研修があります。「よのなか科」の授業です。この授業の問題に正解はありません。意見を出し合いながらグループの中でコミュニケーションをとって“納得解”を導き出します。

 考えるだけで終わりではなく、根拠を挙げながら説明できるプレゼンテーション力も大切です。

 気がつけば22時を回りました。育ち盛りの中学生には夜食が配られました。

 今回の合宿は、教科の知識だけではありません。学校での学びが社会や自分の将来とどうつながっているのかを考えるのが大きなテーマです。合宿の最初に長町教頭補佐先生ががみんなに伝えたのは「学びは自分を変える」。さまざまな研修プログラムを経て、学びの意義を実感してほしいと思います。