仁川学院中学・
高等学校

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2021.11.05 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行(最終日)

11月5日(金)長崎研修旅行の最終日です。

最終日は、ハウステンボスの自由散策です。班の中で行きたいアトラクションやお土産屋さん、飲食店を相談して決めて、約5時間の思い出づくりです。

クラスごとに記念写真を撮り、班ごとに園内へ入っていきました。

  

ハウステンボスはオランダ語で「森の家」という意味があるように、日本最大のテーマパークの園内には緑の木々やきれいに手入れされた様々なお花が植えられています。また、ヨーロッパの街並みを再現した建物のほか、風車や運河なども雰囲気を盛り上げてくれます。

 

 

 

これまで、合同のホームルームやダンス研修、運動会、園芸プロジェクトなどで、他クラス・異学年と班を作って活動してきました。この研修旅行も同様にクラスの枠を超えて作った、男女混合5〜6名の班。このメンバーで、夏休み明けから事前学習を開始。                                                             

自分の気の合う仲間だけでなく、いろんな価値観を持っている人と過ごし、コミュニケーション力と協働力を磨くこと。これからの人生の様々な場面で必要な力となります。

ここまで、意見が合わなかったり、思いどうりに進まずもどかしい思いをしたりと、すべてが順風満帆だったわけではありません。しかし、時間が経つにつれ、お互いに理解し合えるようになり、少しずつ協働することがうまくなっていきました。

 

 

園内で見かけた仁川学院中学生は、笑顔いっぱい。この経験と思い出は、みんなの成長の1ページとして、これからの人生の財産となるでしょう。

 

ハウステンボスから長崎空港までバスで移動。長崎空港で解団式を行い、3日間お世話になった添乗員さん、看護師さん、カメラマンさんにご挨拶をしました。

 

 

その後、空路で神戸空港へ向かい、18:40ごろ解散しました。大きなけが人や病人が出ることなく、3日間を無事元気に過ごせました。

2021.11.05 学校行事
【中学】1年校外学習 京都で協働

11月6日(金)。仁川学院中学校の1年生は京都の嵐山・北野方面へ。昨年同様、現地集合です。

9:45、渡月橋のそばにある公園から出発、ここからは班活動です。クラスを超えた、6~7名の男女混合班。あらかじめ、学校で行動の計画を立てていました。何度も先生に指摘され、時間をかけて完成した計画をもとに、嵐電に乗って移動します。

必ず訪れるように指定されたチェックポイントは、北野天満宮、龍安寺、広隆寺の3カ所。チェックポイント以外にも、芸能神社で知られる車折神社や嵐電嵐山駅のキモノフォレスト、テレビの撮影で有名な竹林の小径、京都ジオラマJAPANなど、各班で決めた「推し」の場所も見学します。

途中、計画通りに進まなかった班もありましたが、修正しながら元の場所へ戻ってきました。全員ケガなく活動を終えられたことが何よりです。

1週間後の仁川タイムの時間に、各班が京都の「推し」をプレゼンテーションします。事前の調べ学習の知識に加え、現地での研修で感じたこと、考えたことをつけ加えます。

1.知識・技能(調べ学習)

2.思考力・表現力・判断力(班活動、プレゼンテーション)

3.主体的な学び(教科書・答えのない活動全般)

新しい学習指導要領で求められる3つの要素すべてが含まれた校外学習。この学びは、2年生での長崎研修旅行へとつながっていきます。

2021.11.04 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行2日目

11月4日(木)、研修旅行2日目は班別自主研修を行いました。

班別自主研修では、あらかじめ指定したチェックポイントを経由しつつ、思い思いに長崎市内をめぐりました。

長崎の移動といえば路面電車。地図と1日乗車券を片手に、ホテルを出発していきました。

観光名所として有名でも、ここは長崎という不慣れな土地。事前に調べたメモや地図をたよりに、班員で相談して向かいます。

 

長崎には見るべき名所がたくさんありますが、今回チェックポイントとなったのは、世界遺産にも登録された「大浦天主堂」「グラバー園」のほか、「出島」「浦上天主堂」「永井隆記念館」「日本二十六聖人記念館」の6か所です。

 

 

 

このほか、自分たちの班で意見を出し合い、「眼鏡橋」や「稲佐山」など希望する観光名所も訪れました。

 

お昼ご飯も事前に下調べしたお店に入り、長崎名物のちゃんぽんや皿うどん、トルコライスなどに舌鼓をうちました。また、露店で「角煮まん」や「ちりんちりんアイス」などを購入して、感染対策に気を付けながら食べている班もありました。

 

事前に班で行程を決めていても、いざ現地では迷ってしまったり、計画通りにすすまないこともありましたが、無事に自主研修を終えることができました。

 

ホテルに戻り、夕食の後、この日一日の振り返りを行いました。クイズ形式での振り返りもあり、楽しみながら本日の研修を振り返りました。

学校に帰ってからの事後学習では、本日実際に長崎の街を回ってみて感じたことのほかに、ガイドブックやネットの画面からは伝わってこないことを動画にまとめます。まとめた「長崎紹介動画」は、来年の2年生が長崎研修旅行に出発する前に上映される予定です。

         

 明日は最終日。ハウステンボスを訪ねます。

 

 

 

 

2021.11.03 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行1日目

11月3日(祝)、2年ぶりとなる仁川学院中学校の研修旅行の出発です。

昨年度は新型コロナウイルスの影響により、中止となってしまいました。

今年度も感染状況によっては中止も検討されましたが、緊急事態宣言も解除されてなんとか無事に出発の日を迎えることができました。

本来の研修旅行は2年生での実施ですが、今回は昨年度行けなかった3年生と合同での実施です。

この日のために9月から事前学習を積み重ねてきました。

大きな目的である「コルベ神父の生き方と日本におけるキリスト教の歴史を学ぶ」、「平和への思いを被爆地で再考する」、「長崎の街並みに残る異国情緒あふれる風景に触れる」そして「仲間との絆を深める」を忘れず、何より3日間健康に注意して過ごしていきたいと思います。

 

午前7時40分、1人も遅れることなく新神戸駅に集合し、出発式からスタート。

生徒の司会・進行で、お祈り、校長先生のお話、そして班長を務める生徒代表の挨拶と続き、いよいよ新幹線さくら号に乗車。

ここまでは例年の流れと同じですが、例年と違うのは感染対策を行っている点です。常時マスクをして、新幹線の車内では座席を回転させずに全員が同一方向を向き、できるだけしゃべらず静かな空間を保って過ごしました。

博多駅からは在来線特急かもめ号に乗り換えです。

車窓に目を向けると、吉野ヶ里公園や佐賀平野、有明海の干潟など九州ならではの景色が次々と流れ、旅の気分を味わいながらお弁当を食べました。

長崎駅に到着後はバスに乗車し、最初の訪問地「聖母の騎士修道院」を訪ねました。

ここは仁川学院の建学に携わったマキシミリアノ・マリア・コルベ神父様が設立した修道院です。聖堂に入り、心を静め、山口雅稔神父様からコルベ神父の足跡をお話していただき、「自分たちでもできること」を考える時間を持ちました。

また、毎年8月9日に行われる平和祈念式典で読まれる「長崎平和宣言」で、今年は聖母の騎士にいらっしゃった小崎登明修道士様が取り上げられました。

原爆で家族を亡くし、自身も被爆し、家を失った体験を語っていらっしゃいました。

残念ながら小崎修道士様は今年お亡くなりになりましたが、仁川学院中学校の先輩たちも数年前に修学旅行で訪問させていただいたときにはお話を伺わせていただいていました。

続いて訪ねたのは「原爆資料館」です。

第2次大戦から76年がたった今、平和が当たり前になり、不自由なく生きていけるのも、歴史を教訓にしてきたからです。

戦争を生き抜いた方々も高齢となっています。語り継ぐ責任は戦争を知らない世代に託されていきます。ここには誰にも消すことのできない歴史の真実が残されています。

そのことをしっかりと学び取ろうとする生徒たちの真剣な表情が印象的でした。

「長崎が最後の被爆地」として歴史に刻まれるよう、私たちが未来をつくっていかなければなりません。

 

資料館を出ると、爆心地を通り平和公園へ。

平和の象徴でもある大きな像を前に、「追悼セレモニー」を実施しました。司会の生徒の厳かな雰囲気での進行のもと、各学年の代表が事前学習で作り上げた平和へ思いを綴った「誓い」を朗読しました。

 

これで1日目の研修は終了。

3日間お世話になる「長崎I·Kホテル」に移動し入館式を行いました。ここでも、生徒の司会・進行で生徒代表の挨拶を行いました。

そして、夕食のあとは明日の研修に備えて、午後10時には就寝しました。

 

研修旅行に向けて、クラス・男女混合の班で活動しています。クラスの垣根を超えた仲間と過ごすことで、いつも一緒にいる友だちだけでなく、いろんな人と関わり協働する経験を積み、視野や価値観、そして世界を広げてほしいと願っています。

明日は長崎市内班別研修です。班のなかで事前に計画を立てていて、グラバー園や大浦天主堂、出島などを訪問します。

 

 

2021.10.23 学校行事
【中学】運動会を実施しました

10月23日(土)、中学校の運動会が実施されました。

コロナ禍で2度目の運動会となりました。昨年に引き続いてコロナウイルスの影響で、本年度も様々な行事が中止となってきました。しかし、緊急事態宣言もあけてこの運動会は感染対策を十分に行いながら実施することとなしました。この行事も1年生から3年生までの縦割りでの班分けで、競技はすべて班ごとに競われました。

生徒、保護者の方の座席の間隔をあけ、競技中以外はマスクを着用、バトンなど用具を共有する際は軍手を着用しました。そして、残念ではありますが準備期間のかかる応援合戦やリズムダンスなどの種目を減らして、午前中のみの実施としました。

熱中症予防の観点から、例年より1か月遅い開催で早朝は少し肌寒い気温でしたが、日中は気持ちの良い快晴のなかで競技を行うことができました。

 

開会式で校長先生からは、「運動会は競技の勝ち負けよりも、班全体が協力する・力を合わせることが大切なことです」という言葉とともに、令和3年度の運動会が開幕しました。

 

本校の運動会は、学年・クラスを越えてA~C班の3つの縦割り班を作って得点を競い合います。3年生の男女2人の班長が中心となり、班員で協力し合いながら優勝を目指しました。

 

 

 一人ひとりが最後まで力を振り絞り、班の勝利のために全力を尽くしている姿は凜々しく、仲間を応援する姿は心地よいものでした。
リレーなどで転倒したりバトンを落としたりして大差がついても、他の班の生徒たちが応援している様子は私たちを清々しい気持ちにさせてくれました。

 

競技の結果、総合順位は以下のようになりました。

優勝 B班   2位 C班   3位 A班

優勝班の班長に表彰状と優勝カップが手渡され、父母の会から後日B班全員に記念品が渡されます。
今年の運動会は大接戦で、高得点種目の綱引きでは3チームの対戦成績が並び、また全チームが2勝2敗と並びました。最後の最後まで結果がわからず、どの競技も真剣勝負が続き、白熱した展開でした。

コロナ禍でできないことも多く、せっかくできた運動会を成功させようと必死に取り組んでいる姿が印象的でした。一人ひとりの思い出に残る本当にいい運動会になったのではないかと思います。この運動会で感じた勝つことの喜びだけでなく、協力することの喜びを大切にして、今後の学院生活に繋げていってほしいと思います。

 

 

 

2021.10.16 中学入試情報
【中学】第2回入試説明会・授業体験会を実施しました

10月16日(土)、今年度第2回目の入学試験説明会と授業体験会を実施しました。

10月中旬ながら25℃を超える夏日となましたが、たくさんの児童、保護者の方にご参加いただきました。

今回の説明会は、第1部で概要説明と体験授業。第2部では授業見学と校内見学。第3部では令和4年度入試についてお話ししました。

本日の目玉の一つ、体験授業(数学)は「立方体の展開図」と題し、数学科によるiPadとブロックを使った授業でした。生徒会の生徒も体験授業の補助スタッフとして参加し、和やかな雰囲気で授業が展開されました。

   

  

オープンスクールでは緊急事態宣言の影響で、本校の生徒スタッフが不在になってしまいましたが、今回は、不慣れながらも一生懸命に、そして、楽しんで活動する生徒の姿を実際に見ていただくことができたかと思います。

 

本日はお忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。教職員一同心よりお礼申し上げます。

また、今後も説明会やプレテストなども行う予定ですので、またのご来校をお待ちしております。

 

☆ 今後の説明会・行事のご案内

第3回学校見学会・相談会 

11月10日(水)10:00~16:00

11月11日(木)10:00~16:00

11月12日(金)10:00~17:00

 

プレテスト 

11月28日(日) 8:00~12:00

 

第3回入試説明会 

11月28日(日) 9:00~11:00

 

入試個別相談会 

12月11日(土) 9:00~12:00

2021.10.01 学校行事
二学期  仁川タイム 第5回

朝夕はだいぶ涼しくなり、昼間も過ごしやすくなりました。

先週まで「いい野菜の4箇条」「コスト調べ」「ベジ君劇場」の3つのことに取り組んできましたが、今日からはそれまでの作業をいったん終了し、新しく「選択野菜の栽培計画を考える」。「選択野菜のCMを作る」という2つの企画に挑戦します。

各班は、「小松菜」、「山東菜」、「小カブ」、「リーフレタス」、「ニンジン」の中から1つを選び、自分たちの畝に、どのように種をまき、その後どのように栽培をしていくかを、話し合いながら考えました。栽培計画は必ずしもうまく進むかはわかりません。しかし、失敗することも学びです。試行錯誤して取り組んでいってほしいと思います。

また、「自分たちが育てた野菜を地域の人に販売する」と想定し、「その宣伝のためのプレゼンをCMにする」という課題にも取り組みます。第1回目となる今日は、自分たちの選んだ野菜をアピールする「キャッチコピー」を考えました。

「急にキャッチコピーと言われても…」という声も聞こえてきましたが、しばらくすると「キャッチコピーとは何か」から調べはじめ、少しずつ案を出し合っている様子も見受けられました。どのような仕上がりになるか楽しみです。

次回は野菜の種植えとCM作りの続きを行います。是非楽しみながら取り組んで下さい。