学校行事

【中学】野外活動3日目

2016.05.31

5月31日(火)、いよいよ野活最終日です。朝のつどいでは、「最終日だからといって気を抜かず、もう一度初心に戻って、周りの人に目を向けて行動をしていきましょう」と、代表の生徒から本日の意気込みが述べられました。

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朝食をとった後は「来たときよりも美しく」、「次に使用する方々が気持ちよく使えるように」を合い言葉に、3日間の感謝の気持ちを込めながら宿泊棟をきれいに清掃しました。一人ひとりが自ら率先してできたと思います。最後に交流の家の方に点検をしていただき、体育館での退所式に臨みました。

退所式では、「この3日間に学んだ協力することの大切さを学校生活に活かし、1・2年生は来年の野外活動でさらに高いレベルの活動ができるようにしていきます」と、生徒会長より交流の家の職員の方に向けて挨拶がありました。

その後バスに乗車し、交流の家をあとにしました。

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野外活動最後の研修は、瓦作り体験です。この淡路島の瓦は、三州(愛知)、石州(島根)とならぶ日本三大瓦のひとつです。この淡路瓦は、「なめ土」と呼ばれる粒子の細かい粘土を使うのが特徴で、色味・質感の美しさにも定評があります。
今回は、この淡路瓦に使用する粘土を使ったコースターに、事前に学校でデザインした下絵をもとに、竹串やヘラを使って思い思いに野外活動の思い出を描いていきました。仕上げた作品は、焼き上げられて学校に届けられることになっています。

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この瓦作り体験後、バスで学校にもどりました。3年生からは「疲れたけど、これで野外活動が終わってしまうと思うと寂しい」とか「まだやり残したことがあるから、もう一回来てやり直したい」というような声も聞こえてきました。

この3日間の野外活動で生徒達は様々な面で成長をしてきたと思います。ここでの経験を活かしてこれからの学院生活はもちろん、学校生活や家庭などそれ以外の面でも、周りの人に思いやりの心を持って行動できる人になっていって欲しいと願っています。