学校行事

【中学】修学旅行(3日目 長崎市内・夜のハウステンボス)

2018.11.08

3日目は、長崎市内の班別研修。事前に学校で調べたルートを元に回ります。

観光名所として有名でも、ここは長崎という不慣れな土地。地図を見ながら班員で相談して向かいます。

国語科の授業の中で毎日1ページずつ、遠藤周作『沈黙』を音読しながら潜伏キリシタンの苦悩を感じ取っています。その潜伏キリシタン発見の舞台となったのが、大浦天主堂。今年、世界遺産に認定されたばかりです。

  

長崎といえば路面電車。路線図を参考に、乗換をしながらの移動です。

キリスト教弾圧の歴史を物語る26聖人殉教の地。26人の殉教者のレリーフを見てから資料館を見学しました。

社会の授業で必出の出島。教科書や資料集の世界へとタイムスリップ。

長いエスカレーターを登るとグラバー園。ここから見下ろす長崎の街は、絶景です。

お昼ご飯は、新地中華街へ。下調べしたお店に入りちゃんぽんや皿うどんに舌鼓をうちました。また、おいそそうな香りに誘われて、店頭で購入した角煮まんじゅうを食べる生徒も。

そして、最後は原爆資料館。原爆の恐ろしさは、文字でこそ読んではいたものの、当時を物語る現物の資料は、深く心に刻まれるものです。

班別研修の後は、原爆死没者追悼平和祈念館へ。その地下2階は、追悼空間です。ここが原爆で亡くなった方の名簿を収めた場所であることなど、祈念館の方から説明を受けました。この日のために、先週金曜日、班ごとに1つずつ平和の詩を創りました。その詩を朗読して奉納しました。

バスガイドさんの案内で、爆心地と当時の様子が残った地層、そして7年前に発見された防空壕を見学。最後は、平和祈念像の前で集合写真を撮影しました。

 

潜伏キリシタンと原爆の歴史が今もなお色濃く残っている長崎の研修によって、いろいろな授業や事前学習で学んだことが、より強く脳内に刻み込まれました。

今日の最後は、夜のハウステンボス。日本最大級のイルミネーション「光の王国」を見ながら、班ごとに好きなお店を選んでお腹を満たします。

ハウステンボスのアトラクションや散策は、最終日の明日のお楽しみ。最後の夜は、ハウステンボス内のホテルウォーターマークで床につきます。