仁川学院小学校
1月8日(木) 3学期始業式を行いました。
始業式では校長先生から、「人からされる親切も幸せなことですが、自分からする親切はもっと幸せなんだよ。」というお話がありました。子どもたちなりの解釈かもしれませんが、すぐに行動に移してくれそうな顔をしていました。その後、教頭先生から転入生3人の紹介があり、特に該当する学年の子どもたちは目を輝かせて、大きな拍手を送っていました。
11月11日(火)、全校半日参観を行いました。秋晴れのもとたくさんの保護者の方にご来校いただき、子どもたちはとてもはりきった様子で、少しでも良いところを見せようととてもがんばっていました。1年生の生活の授業では秋見つけで拾ってきた木の実や葉っぱを使ってお店屋さんごっこを行い、保護者の方にお客さんとして遊びにきてもらいました。どのお店も盛り上がり、にぎやかな声が1階フロアに響いていました。
10月30日(木)1時間目から3時間目にかけて、1年生が生活科の授業の一環として甲山森林公園へ秋見つけに行ってきました。
甲山森林公園は5月に全校児童で歓迎遠足に行った場所です。歓迎遠足では6年生のお兄さん・お姉さんに手をひいて連れて行ってもらいましたが、今回は1年生だけでがんばって歩くことができました。
森林公園は見渡す限りの自然の宝庫です。子どもたちは次から次にどんぐりやまつぼっくり、きれいに色づいた葉っぱなど秋の宝物を発見していき、帰るころには用意したビニール袋がいっぱいになっていました。
今日収穫した秋の宝物を使ってどんな工作をしようか、子どもたちはすでにたくさんのイメージが膨らんでいる様子でした。明日からの生活科の授業がよりいっそう楽しみになったようです。
10月24日(金)6校時、国際理解教育の一環として6年前より仁川学院と交流が始まったフランスのMarmoutier学園の男生徒5名、女生徒2名が小学校を訪問しました。小学校では今回、5年2組の児童が彼らを迎えました。
まずはじめに、お互いの自己紹介がありました。小学校からは代表者が英語で挨拶を行い、フランス人留学生からは英語と日本語両方で自己紹介してもらいました。緊張した面持ちはありましたが、相互にとても興味津々で、一生懸命自己紹介を行い、聞こうとする姿が見られました。
次に、TVモニターを使いながらフランス人留学生に、日本の昔話『桃太郎』を読み聞かせを行いました。代表者4名が留学生の前に立ち、話を英語で読み上げました。がんばって練習した英語が無事通じたところで、今度は桃太郎の歌を聞いてもらいました。『も~もたろさん、も~もたろさん、おこしにつけた きびだんご ひとつわたしに くださいな♪』歌い上げた子どもたちに、留学生から自然に拍手があがり、子どもたちは少し照れている様子。少し練習してから、留学生と仁川の児童が一緒に桃太郎の歌を歌いました。フランス留学生からも、フランスの曲を歌って聞かせてくれることになり、聞いていると「聞いたことある曲だな…」という子どもたちの顔…。『オーシャンゼリゼ』という曲でした。日本人が歌うのを聞くのとは『シャンゼリゼ』の発音も違うね…とつぶやく児童も見られました。
その後、留学生も含めた3グループに分かれてImitation gameを行いました。各グループで1人リーダーを決め、リーダー以外のメンバーがリーダーの行動を真似るというゲームです。他のグループはそのリーダーが誰か当てなければなりません。答え合わせは「誰がリーダーでしょうか」という掛け声に合わせて一斉に手でリーダーと思う人を指差します。途中のグループごとの話し合いで、フランス人のじゃんけんを見て日本との違いに気づく子、どうやって話せばわからず、片言の日本語で話しかけている子、様々な形で思いを伝え合う中、とても楽しいゲームになったと思います。
ゲームの後は、少しだけ異言語理解の活動を行いました。フランス語で○○ってなんて言うのか?の質問を英語で留学生に問い、答えてもらう活動です。バナナは英語と同じバナナ…イントネーションは違うような…りんごはフランス語ではアップルではないんだ…などと色々な『気づき』を体験していました。留学生からも、日本語でなんていうの?という質問があり、楽しそうに答える姿が印象的でした。
最後に、感謝の意をこめて手紙や折り紙を渡しました。Here you are. Thank you.などと伝えながら1人ずつ手渡しです。恥ずかしくて目をそらしてしまう児童もいましたが、留学生はとても嬉しそうに受け取り、すぐに読んでいました。今回の活動で、子どもたちは様々な異文化に気づき、触れることができたと思います。また、フランス人と日本人でも、英語を使うことでコミュニケーションをとることができることに気づきました。この経験がこれからの英語学習に役立てればと思います。
9月29日(月)6校時、オーストラリアのSt.Mary’s College Ipswichの女生徒9名が小学校を訪問しました。St. Mary’s college Ipswichは仁川学院の姉妹校であり、中には仁川学院高等学校の生徒のところにホームステイしている生徒もいました。
小学校では今回、5年1組の児童が彼女たちを迎えました。まず始めに「ようこそ仁川学院へ!」という挨拶を英語で伝えてから、お互いの国の有名な曲を教え合う活動をしました。仁川学院の子どもたちはまず、有名な日本昔話である『桃太郎』を、テレビのスクリーンを使った紙芝居で紹介しました。そしてその後、桃太郎の曲を披露し、彼女たちに教えました。
次に、オーストラリアの曲として’Home Among the Gum Trees’を教えてもらいました。歌いながら体を動かす、オーストラリアでは有名な曲だそうです。少し英語が早口の曲ではありましたが、子どもたちは知っている単語をうまくリズムにのせて歌ったり、楽しそうに体を動かしたりしていました。
最後にGuess Who Game(ゲス フー ゲーム)です。9人ごとに4つのグループを作り、その中で代表者を1人決めます。そしてその人についてのヒントを3つ提示し、他のグループがその人を当てるというゲームです。仁川学院の児童は英語で、St. Mary’sの生徒は日本語でヒントを出し合いました。St. Mary’sの生徒から、「目が緑色の人」というヒントが出たときには、子どもたちは思わず留学生の目をじっと見ている場面もありました。そのため、女生徒たちの中には照れて顔を背ける生徒も見られました。
最後に感謝の気持ちをこめて、Thanks cardを渡しました。思いもよらないプレゼントだったようで、留学生たちはとても楽しそうに手紙を読んだり絵を見たりしていました。
異文化に触れ、異文化コミュニケーションとして英語を使い、とてもよい国際交流になったと感じています。これからもこのような活動を続けていけたらいいなと思います。
9月9日(火)の20分休み、火災を想定した避難訓練を行いました。
今回は初めての試みとして、休み時間という子どもたちが教室内だけでなくさまざまな場所で思い思いにすごしている時間帯に訓練を行いました。これまでの授業中に行った避難訓練に比べ、個人個人の判断や行動が試されます。校長先生からも厳しい講評をいただき、子どもたちの心に今回の反省は刻まれたことでしょう。
自然災害はどんな場面で起こるかわかりません。万が一の時に子どもたち自身が自分で自分の身を守ることができるよう、日頃からの安全指導に今後より一層力を注いでいきたいと思います。