仁川学院小学校

2018 年 11月 記事一覧

2018.11.26 学校行事
感謝月間ミサを行いました。

11月26日(月)、学院コルベ講堂にて感謝月間ミサを行いました。子ども達が歌う聖歌「神さまといつもいっしょ」にあわせて神父様である校長先生が厳かに入堂され、「全てのものを大切にする心と全ての人に感謝する心を強めるためにここに集まりました。」とミサの開始を告げられました。

 

聖書朗読の後、神父様からお話がありました。「当たり前と思っていることも、誰かが私達のためにしてくださっているのです。だからいつも『ありがとう』という気持ちを持ち続けましょう。また、困っている人に対しては、何か自分にできることはないかと考えてほしいと思います。」と優しい言葉で話しかけてくださいました。

 

続いて、各学年と教職員の代表が、日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちを共同祈願として神さまにお捧げしました。

 

最後に、子ども達の願いとお花を奉献し、神父様のお祈りによってイエス様の御体と御血になったパンとぶどう酒を拝領して閉祭となりました。ミサの間、子ども達はよい姿勢ときれいな歌声で神さまに感謝の気持ちを表すことができました。

 

ミサが終わった後、校長先生から子ども達に、本校の卒業生である大相撲小結の貴景勝関が、昨日行われた十一月場所の千秋楽で幕内最高優勝(初優勝)を飾ったことが伝えられ、大きな拍手でお祝いをしました。貴景勝関おめでとう。在校生の子ども達も貴景勝関に負けないよう、自分の夢を実現させてもらいたいと思います。

 

2018.11.20 ニュース
鑑賞会を行いました

本日5,6限、コルベ講堂において、1年生から6年生までの全児童で「劇団影法師」の皆さんによる影絵を鑑賞しました。

お話は、子どもたちにとって馴染みのある「スイミー」と「モチモチの木」。

   

  

子どもたちはどきどき、わくわくしながら、影絵の幻想的な世界に引き込まれていました。二つの物語を通して、子どもたちは「勇気」や「優しさ」についてそれぞれ思いを深められたことでしょう。

 

次に、人間影絵を観ました。人の身体の影を組み合わせて、様々な形が生み出されていきます。

  

各学年から1名ずつ児童も参加し、自分たちの身体を使って影絵作りに挑戦しました。物語の影絵とは違った独特のパフォーマンスに、子どもたちからは大きな歓声が上がっていました。

楽しく、心豊かになる時間を1年生から6年生皆で共有することができました。

2018.11.17 ニュース
11/8 球技大会

11月8日(木)秋晴れの空の下、球技大会が行いました。2・3年生はドッチボール、4・5年生はポートボール、6年生はバスケットボールを行いました。今まで体育の授業や休み時間を通して練習した成果を、しっかり発揮することができた1日になったと思います。
 

2・3年「ドッチボール」

2年生、3年生は、ドッチボールを行いました。体がひと回り大きいパワーのある3年生と、俊敏な2年生のプレーが印象的でした。それぞれのクラスが一致団結して全力で試合を行いました。

優勝は2年2組でした。2年2組の子どもたちは強豪の3年生を退けての優勝にとても大喜びしていました。3年生は、強い気持ちで優勝を目指していたため、とても悔しそうでした。球技大会を嬉しい気持ちで終えた子ども、悔しい気持ちで終えた子どもがいると思います。全力で頑張ったからこそ、嬉しい気持ちが生まれますし、悔しい気持ちも生まれます。最後は、それぞれの検討をたたえて拍手して閉会式を終えました。

4・5年「ポートボール」

4年生、5年生はポートボールを行いました。お互いに本気でぶつかり合い、両者ともに一歩も譲らぬ、とても白熱した試合となりました。ポートボールは、チームワークが大いに勝利への鍵を握ります。自分ひとりだけのことを考えるのではなく、常に周りを見て声かけをし、失敗した時にはチーム全体でフォローをし合う姿がとても印象的でした。また、点差が開いてしまっても最後まで諦めず戦い続ける彼らの姿に、思わず胸が熱くなりました。そんな中、やはり5年生のプレーはさすがの一言に尽きるものでした。迅速な判断と的確なパス回しには4年生も圧倒され、改めて彼らの強さを見せつけられました。5年生の1年間の努力の成果が見られた嬉しさと、この悔しさをバネに来年さらにレベルアップした姿を見せてくれるであろう4年生への期待が高まる球技大会でした。

 

6年生「バスケットボール」

6年生はクラス対抗のバスケットボールの試合を行いました。各クラス男子2チーム、女子1チームで白熱した試合となりました。男子はドリブルのスピードが速く、力強いロングパスもでき迫力のあるプレーがたくさんありました。女子は短いパスを繋げて確実にボールを運んでシュートを打って得点を重ねました。一進一退の試合展開でしたが僅差で1組が優勝しました。

  

 

2018.11.15 学習活動
11/9(金)第23回未来予想図を行いました

11月9日(金)4・5校時に5・6年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」が行われました。
今回で23目を迎えるこの行事は、仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組む最も重要な活動のひとつです。今回も社会の一線で活躍する先輩方が、ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。


 4年1組 「内視鏡医という仕事」浜本クリニック 院長 浜本 順博先生(18回生)

 今回は18回生の浜本順博さん(浜本クリニック院長)に授業をしていただきました。まず、自己紹介として小学校時代の写真を見せながらその当時のことを話して下さいました。今でも卒業生同士の交流があることを知った子どもたちは、「自分たちも!」という顔をして昔話を嬉しそうに聞いていました。そしていよいよ「内視鏡医という仕事」という授業が始まりました。胃・小腸・大腸の説明から始まり、実際の内視鏡検査をVTRで見せていただきました。子どもたちにとっては今まで見たことのない映像でしたから、驚くのも当然のことでした。それから内視鏡にも触らせていただきました。まとめとして、最後はポリープの写真をスケッチしました。子どもたちの「難しい」と声を聞いた浜本さんは、自ら黒板にスケッチし、子どもたちからは「上手い!」、「さすが!」という賞賛の言葉が聞かれました。

4年2組 「起業家の役割」株式会社くらし計画 代表取締役 岸本 吉史先生(29回生)

 4年2組では29回生の岸本吉史先生が「起業家の役割」について授業をしてくださいました。授業の中では、子どもたちに実際に事業プランを考えてもらいました。どんな人に向けてどんな商品をつくるのか、それをいくらで販売するのか、そしてどんな人に自分の会社で働いてほしいのかを考え、お互いに発表し合いました。日本のことを知らない人たちのために外国人向けの旅館を経営する、どんな人でもムキムキマッチョになれる薬を販売するなど、とてもユニークなアイデアがたくさんあり、本当に実現したら面白そうだなと思うものばかりでした。
 授業をとおして子どもたちは、起業の難しさを痛感したようでした。ですが、自分のやりたいことを実現させることのおもしろさも感じていたようでした。今回の授業を活かして、誰かの役に立てる事業を開発していってほしいと思います。

 

5年1組 「建築史・都市史研究者の仕事」神戸大学経済経営研究所 小代 薫先生(29回生)

5年1組には、建築士・都市史を研究、一級建築士で神戸大学計算社会科学研究センター/経済経営研究所/特命講師をされいる小代先生にお越しいただきました。神戸の街や外国にある建築物の歴史についてのお話を写真や動画を交えて分かりやすく教えていただき、驚きや新たな発見がたくさんありました。今度、神戸の街に行ったときは、今日教えていただいたことを気にかけながら街を歩いてみたいなと思いました。また、建築関連の本も多数お持ちいただき、普段お目にかかれないものに子どもたちは喜び、 食い入るように読んでいました。小代先生、お忙しい中子どもたちのために授業をしてくださり、本当にありがとうございました。
 

5年2組 「お金の仕事」みずほ銀行四ツ橋支店 支店長 武田治久先生(19回生)

  5年2組では、みずほ銀行四ツ橋支店の支店長、武田 治久先生にお越しいただきました。子ども達が知っているようで知らないお金のことについて「お金の仕事」と銘打ったパワーポイントを使って、お話してくださいました。1時間目は身のまわりのお金に関して、子ども達にわかりやすい事例を挙げてお話してくださいました。振り込め詐欺や電子マネー、クレジットカードの話など、子ども達が大人になっていく中で知っておかなくてはいけない知識を沢山教えていただきました。2時間目は、通帳やお金のレプリカを使って、銀行員の仕事を教えていただきました。みずほ銀行が扱うお金の規模に驚き、銀行員のお金を数える方法をみんなで楽しみながら体験したりと、あっという間に時間が過ぎてしまうほど楽しい授業でした。正しいお金の知識に触れることで、銀行員という職業を知るだけでなく、大人になるために必要な知識まで与えてくれた武田先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。