仁川学院小学校

2016 年 12月 記事一覧

2016.12.21 学校行事
平成28年度2学期終業式を行いました。

平成28年度2学期終業式を行いました。

平成28年12月20日(火)2学期始業式を行いました。

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寒気がぴんと張りつめる中、開始時刻までに体育館に整列した全校児童達。とりわけ、きれいな姿勢で並んだ1年生の背中が美しく見えました。校長先生からは次のようなお話がありました。「2学期に励んだこと、まだ努力中のことを振り返りましょう。今の自分を見つめることで明日からの自分の生活、生き方が分かってきます。新しい年、3学期に向けてよい目標をもってください。そして、いつも感謝の心を忘れないでださい。皆さんの毎日はたくさんの人々の手、心によって支えられています。また新学期、明るく元気なみなさんの顔、姿を待ち望んでいます」全員が校長先生の言葉をしっかり聞けていたことは、背筋の伸びた姿勢に表れていました。

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次は、北村先生より「冬休み中の生活で大切にすること」の話がありました。クリスマスやお正月を迎える嬉しい気持ちの中で、先生の話にきりっとした表情を見せた子どもたち。そして、2学期末で、転校する6年生の児童から「感謝のお別れの挨拶」がありました。まず、全校児童に対して「仁川が大好きです。」と。そして6年生みんなに「ほんとうにどうもありがとう。大好きです。」と思いいっぱいの言葉が、冷えた体育館を「あたたかく」しました。

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最後に仁川学院歌を歌いました。

2学期の締めくくりを終えて、教室に戻り、2学期の成長を互いに喜び合った終業式でした。

2016.12.17 学校行事
平成28年度学芸会及びクリスマス会を行いました

平成28年度学芸会及びクリスマス会を行いました

12月16日(金)、全校終日行事として学芸会及びクリスマス会を行いました。

《学芸会》

まず午前中は、3年ぶりの復活実施となる学芸会を行いました。発表・表現力を培う場として練習段階から意識して劇や音楽に取り組んできた成果を、保護者の前で発表しました。どの学年も、よい緊張感の中とても充実した発表内容で、すばらしい成長の姿を見せてくれました。

(1)劇発表の部

①5年生「消えた少年」

人生を巻き戻せるリモコンを手に入れた小学生が、失敗をどんどんやり直すうち、取り返しのつかないことが起きてしまいます。テンポのよい迫真の演技で、会場をぐっと惹き込みました。

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②1年生「親切戦隊1ネンジャー」

本当の「しんせつ」とは何かを精一杯考えながら、ユーモアあふれるかわいい演技で会場を笑顔いっぱいにしてくれました。

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③3年生「三年とうげ」

三年とうげで転んだおじいさんは、「3年しか生きられぬ。」と、病気になりますが、意外なハッピーエンドが待っていました。合唱を交えて、民話の世界を楽しく表現できました。

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(2)音楽発表の部

①2年生

○ 合 唱 「ドレミの歌」

英語の歌詞にも挑戦しました。

○ 合 唱 「怪獣のバラード」

楽しい振り付けも入れながら、元気がはじけました。

○ 器楽合奏「となりのトトロ」

伴奏も含めて、全員の力で見事に演奏しました。

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②6年生

○ 合 唱 「明日の空へ」

難しい二重唱を、心を込めて美しく歌い上げました。

○ 器楽合奏「ルパン三世のテーマ」

スイング風にノリノリで演奏し、会場を沸かせました。

○ 器楽合奏「旧友」

慣れ親しんだ名曲を集大成として演奏し、聴く者の胸を熱くしました。

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終了後には記念撮影をして、卒業が近づく6年生の貴重な思い出を写真に残しました。

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《クリスマス会》

午前中の学芸会に引き続いて、午後1時からコルベ講堂にてクリスマス会を行いました。毎年4年生がキリストの御降誕を再現する「聖劇」を披露し、キリストのみことばである聖書をいただきます。子どもたちが一生懸命に力を注いで準備してきたクリスマス会。御招待でお越しいただいたお客様や、たくさんの保護者の方々も心を合わせて見守ってくださる中、イエス様の御降誕をお祝いする豊かなひとときとなりました。

その昔、アッシジの聖フランシスコがグレッチオの森でキリストの降誕劇を行ったのが聖劇の始まりと言われています。仁川学院小学校のクリスマス会では、その様子を再現してイエス様の御降誕をお祝いしています。

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聖歌隊の美しいハンドベル演奏から静かに幕を開け、劇中劇へと続きます。劇中劇は、マリア様のもとに大天使ガブリエルがあらわれ、聖霊によって男の子を身ごもっていると告げられるところから始まります。ベツレヘムへの旅、羊飼いたちへのお告げと、劇は進みます。

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ヘロデ王の登場と大賢者の訪問で物語が大きく展開した後、いよいよクライマックスへ。こうしてイエス様の御降誕の次第を、心を込めて演じました。

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しっかりと大役を果たした4年生1人ひとりの手に、竹内校長先生(神父様)の手から祝別された聖書が贈られました。この聖書で3学期から神様のみことばを勉強することになります。

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4年生が一生懸命心をこめて作り上げた聖劇を、最後まで真剣に見つめていた他学年の子どもたちは、4年生に大きな拍手を送っていました。小学校全員の心を一つにして、イエス様の御降誕をお祝いできました。

このクリスマス会に集った全ての子どもたち、すべての方々に神さまのお恵みがたくさんありますように。

2016.12.02 学校行事
卒業生特別授業「未来予想図」を行いました

卒業生特別授業「未来予想図」を行いました

11月11日(金)5・6校時、卒業生特別授業「未来予想図」を行いました。今回は4・5年生が対象でした。

本校の卒業生をお招きして、職業・仕事観についてご講演やワークショップをしていただきました。この学習は、子どもたちに社会や職業への関心・希望をもってもらうことをねらいとしています。4年生にとっては、初めての体験だったので、期待を膨らませて、待ち望んでいたことと思います。それぞれの活動については次のとおりです。

 

4年1組「弁護士ってどんな仕事?」第25回生 福岡真之介さん(弁護士)

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子どもたちにとっての弁護士のイメージの多くはテレビドラマやニュースで出てくる刑事事件を担当する弁護士ですが、実際には他にも多くの仕事があるということを知りました。まだ学校の授業で法律等を学んでいない子どもたちが興味を持てるようなクイズをしてくださいました。「弁護士が犯罪者など悪い人を弁護するのはなぜか」「レジで会計をした時におつりが間違って多く渡され、気付いたのに黙って家に帰ることは犯罪になるのか」「拾った捨て猫を家でお母さんに『戻してきなさい』と言われて戻すことは犯罪になるのか」など、どれも面白く興味の持てる内容で子どもたちは楽しみながら学びました。

その後、法律の仕組みや憲法について学び、最後には自分たちでオリジナルの法律を作りました。ユーモアあふれる法律、よく考えられた法律、様々な法律についてその場で審議し、とても盛り上がりました。福岡先生の終始穏やかな笑顔と丁寧な説明に感謝致します。今までにあまり知らなかった世界に興味を持てる良い機会となりました。

4年2組「心臓血管外科」第34回生 政田 健太さん(医師)

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4年生にとって、初めての未来予想図。将来の夢を広げる素敵な時間を過ごしました。今回は医師の政田先生をお招きして、お話を伺いました。子どもたちの中には医者を目指している子も多く、興味深く話を聞いていました。医者になるには、大学を6年間通わないといけない、試験も多い、卒業後は研修医として働き、時には2時間しか睡眠がとれないときもある・・過酷なお話でしたが、最後には「大変だけど、やりがいのある仕事ですよ」と晴れやかな表情で語っておられました。患者の命を預かる大切なお仕事だからこそ、やりがいを感じ、仕事に誇りを持っておられるのだと思いました。

また、先生が専門でされている心臓についてのお話も伺いました。心臓の仕組みや役割、そして病気についても教わりました。今回は病気の中で「大動脈弁狭窄症」を取り上げ、手術方法を動画で見せていただきました。最後には手術で使用される人工弁や心臓の模型を見せていただいたり、手術の際行う縫合の一例を教えていただいたりしました。盛りだくさんの内容であっという間の2時間。子どもたちの『仕事』に対する視野を広げる、貴重な時間となりました。

5年1組「家具修理ってどんな仕事?」第19回生 西村英樹さん(家具修理士)

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5年1組の未来予想図に来てくださったのは19回生の西村英樹先生です。西村先生は家具の修理のお仕事をされています。子どもたちにとっては家具の修理ということ自体、家庭でもなかなか経験することがありません。西村先生が実際にテーブルの塗装をし直したり、足の折れた椅子を修理したりしている写真を見て、こんなにもきれいに直るのだと驚いていました。最近は壊れたら新しく買い替えることが多い世の中で、どんな人が家具を修理しているのか、どんな家具が修理されてまで使われているのかなど、修理の先にある人々の思いについてもお話をしていただきました。子どもたちは家具を大事にする気持ちが強まったと思います。後半は、木工パズル作成をして実際に木を削る磨くという体験をしました。こちらも子どもたちはとても喜んでいました。

 

5年2組「経営コンサルトってどんな仕事なんだろう ~そして海の出会いと沖縄移住~」第25回生 吉田明正さん(株式会社ココロザシ代表取締役)

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5年生になって2回目となる未来予想図の授業は、25回生で株式会社ココロザシ代表取締役をされている吉田明正さんによるものでした。前半は会社の組みを病気に喩えて説明されました。また、携わった企業のロゴマークを紹介され、知っているロゴマークを見て、子どもたちは喜んでいました。後半はスキューバダイビングの器材を教室に持ち込まれ、それらの説明をして頂きました。そして病気になった自分が、スキューバダイビングとの出会いで健康を取り戻したことも教えて頂きました。授業の結びに、「健康が一番。」、「やらされているだけでは駄目。自分からどうやって楽しもうかと思って下さい。」そして「可能性は一つじゃない。」という含蓄のある言葉を子どもたちに贈られ、授業は終了しました。