仁川学院小学校
地引き網の学習も無事に終わり、海事学習すべての学習課程が修了しました。あっという間の3日間でしたが、子どもたちはたくさんのことを学びました。きびしい研修もありましたが、55回生の子どもたちはよくがんばりました。今からお昼ご飯を食べて、元気に学校に帰ります。
最終日の3日目。天気は快晴で子どもたちも元気一杯です。さて、今日の学習は最後の学習である地引き網です。大漁を期待しますが、海について、自然について多くのことを学びたいと思います。
午前中は海事学習のメインとなる活動である、カッター訓練を行いました。海にカッターを押し出すことからはじまり、3人一組で協力して櫂(かい)をあやつる方法を学びました。最初は動きをそろえることに苦労しましたが、徐々にコツをつかむとカッターがすごいスピードで進みました。みんなで力を合わせることの素晴らしさを実感し、全員良い表情でがんばることができました。
5月28日(水)5年生55回生の子どもたちは本日より海事学習に参加します。海事学習では、渋川青年の家で三日間、カッター訓練や地引網などを行います。この三日間の学習が、子どもたちにとって、渋川青年の家の生活の心得である「秩序」「友情」「実践」についてしっかりと学べる場になることを願っています。
12:05に宿舎に到着しました。宿舎前の公園で昼食を食べました。昼食の後、少しリラックスして遊具で遊ぶ時間をとりました。さて、これからいよいよ海事学習の始まりです。気持ちを高めて青年の家に入所します。
15:00から手旗信号の学習を行いました。はじめは慣れない動きに苦労しましたが、徐々に元気なかけ声で力強く旗を振れるようになりました。この後は、夕食、入浴、そして海藻のしおりづくりの学習があります。
カトリック教会では、5月を『聖母月』としてお祝いします。本校では、イエス様の母であり、私たちのお母様であるマリア様を讃えて祈りを捧げるために「聖母祭」を行います。
はじめに、宗教部の子どもたちによる劇『コルベ神父様の生涯 ~ある夏の日のできごと~』を見ました。コルベ神父様はアウシュビッツ収容所から逃亡した囚人の身代わりとなって餓死刑となられた方で、仁川学院の母体であるコンベンツァル聖フランシスコ修道会の司祭です。目の前に救うべき人があれば、それが『隣人』であり、その人のために自分にできることは何でもしなさいという神様の最も大切な教えである隣人愛を自分の命を捧げるという形で実行された方です。
今回は、日本からポーランドに戻られたコルベ神父様がアウシュビッツで最期を迎える場面を本校教員が脚本にしたものを演じました。短い練習期間ではありましたが、宗教部の子どもたちは朝早く登校したり、昼休みを使ったりして練習を重ね、一生懸命にコルベ神父様の愛を伝えてくれました。
劇を鑑賞した後、無原罪の聖母マリア様の生き方に倣い、この一ヶ月間に各学年で生活目標を立てて実践してきたことを『心の花束』としてゆりの花とともにお捧げしました。子ども達の善の心が集まった『心の花束』と美しいユリの花束に囲まれたマリア像はどこか嬉しそうに見えました。
また、私たちをいつも見守り、恵みを注いでくださるマリア様のために、コルベ神父様も大切にされていた『ロザリオの祈り』を、全校児童で心を合わせて唱えました。最後に、竹内校長先生から、マリア様を心から愛し神様の言葉を実践されたコルベ神父様のお話をお聞きしました。
子どもたちは心をこめて聖歌を歌い、お祈りを捧げました。子どもたちのマリア様を見つめる瞳には、それぞれのお母さんへの気持ちが表れているようにも思えました。コルベ神父様が80年以上も前に長崎で蒔かれた信仰の種は、現在ここ仁川の地で大きく生長しています。
5月22日(木)今年度第1回目のオープンスクールを行いました。
今回は、本校が重点を置いて指導を行っている「理数教育」をテーマに、講演や授業風景を公開いたしました。
また、本校が自信を持って紹介できる元気な子どもたちの、休み時間の様子も見ていただきました。
10時からの講演会では本校の教頭より、今年度の取り組みについて説明させていただきました。
子だもたちの大好きな20分休み。先生たちと一緒に楽しく遊ぶ子どもたちの姿を見ていただきました。
3校時は、公開授業を行いました。理数教科を中心に、学習する子どもたちの様子を見ていただきました。
6月25日(水)には二回目のオープンスクールを行います。
次回は情操教育を中心に、宗教・図工・音楽・体育・英語の授業を公開いたします。
是非、御参加ください。
5月8日(木)、2~6年生がスポーツテストを行いました。
実施した種目は、50m走・立ち幅跳び・ソフトボール投げ・反復横跳び・握力・上体起こし・長座体前屈の7種目です。
後日、体育の授業時間を使って持久力を測定するシャトルランを行います。
今回のスポーツテストを、子ども達体力・運動能力の向上と、健康の保持増進につなげるきっかけにしたいと思います。
5月1日(木)、新しく仁川学院小学校の仲間になった1年生と転入生を歓迎する、春の遠足が甲山森林公園で行われました。
1年生は6年生のお兄さん、お姉さんと手をつないで歩いていきました。一緒に歩いていると、長い距離も短く感じられるものです。道中は疲れを感じさせない、素敵な笑顔がたくさん見られました。
甲山森林公園に到着すると、2~5年生の大きな拍手でお出迎え。新しい仲間が増えることの喜びを、みんなで共有できました。
奥の円形ステージに移動した後は、児童会の子どもたちが中心となって楽しいゲームをしました。「猛獣ゲーム」と「宝さがしゲーム」。学年・クラス関係なく、たくさんの友だちと交流することができました。
楽しいゲームを終えた後は、お楽しみのお弁当とおやつ、そして自由時間。みんなでたくさん遊びました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。最後に、お世話になった公園のごみ拾いをして、感謝の気持ちをこめてきれいにしてから、学校へ帰りました。素敵な思い出いっぱいの遠足になりました。