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2017.12.01 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 後団 3日目

石垣島は、昨夜からあいにくの雨風の天候でした。朝食後ホテルを出発して石垣空港へ。気流の影響で揺れる飛行機で那覇空港に到着。小雨の中、班別のタクシー研修がスタートし、生徒たちは自分たちで作成した計画に沿って行動しました。

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5組 飯尾昂汰

沖縄本島でのタクシー研修は、石垣島を出発した時よりも小雨の中で、計画を立てた場所を回ることができました。石垣島とは全く雰囲気の違う街中でお土産を買ったり観光したりするなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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1組 竹ひかり

今日のタクシー研修は、自然体験を中心としたこれまでの2日間とは違う体験を満喫できました。そんな楽しい時間の中で特に印象深かったことは、私たちの班を担当してくださったタクシー運転手さんが、移動中に戦争の話をいろいろしてくれたことです。現地の方の〈生の声〉を聴く機会は、いつか失ってしまうかもしれません…。最終日となる明日は、『平和』を中心とした研修になります。改めて唯一の地上戦が行われた地に来ているという自覚を持って、私たちも『平和』について、自分なりの言葉で語ることができるようになりたいです。

2017.11.30 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 後団 2日目

本日は生徒たちの最大の楽しみの一つである離島体験が、5つのコースに分かれて行われました。天候が少し心配されましたが、生徒たちの思いが神様に通じたのか、予報に反する好天候の下、それぞれに貴重な体験をしました。

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3組 小谷野理子

今日の離島体験は、西表島でのジャングルクルーズ、由布島の水牛車、竹富島のサイクリングを体験しました。手つかずのマングローブ林や水牛車で聴く三線の音色は日常生活とは違う時の流れを感じ、とても心地よかったです。竹富島では、自由に自分たちの目的地を巡ることができ、言葉にはできない達成感と充実感を味わいました。

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6組 末岡絢菜

今日はバナナボートやシュノーケリングなど、沖縄ならではの離島体験をすることができました。特にシュノーケリングでは、いろいろな珊瑚や熱帯魚を間近で見ることができ、日本とは思えない夢のような世界に身を置くことができました。遠い石垣島まで来たことで、日本にもこんなに素晴らしい自然があることを心から実感しました。明日はいよいよ沖縄本島に移動します。この二日間とは違う異文化に触れることを楽しみにしています。

2016.12.01 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行後団 4日目

6時に起床。お土産でかなり増えた荷物を整理して朝食へ。

思えばこの研修旅行中、珍しくて美味しいものばかりを食べさせて頂きました。でも少し、家庭の味が恋しくなってきましたね。今日は最終日。たくさん食べて元気よくタクシー研修を楽しみましょう。

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まずはバスに乗って「首里城公園」へ。ここは沖縄がかつて「琉球」だった頃の王宮跡です。琉球は、天皇でも将軍でもなく、「王様」が国を治めていた「王国」です。明治時代の初めぐらいまで沖縄が外国だったなんて、本当に不思議な気がします。

「守礼門」は首里城の正門。2000年に発行された二千円札の表にも描かれています。(ちなみに裏には『源氏物語絵巻』が描かれています。)

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真っ赤な姿が美しく、強烈な「正殿」。ここはかつて政治や儀式が行われた首里城の中心の建物です。中国文化の影響を受けた装飾はとても細かく、国王の玉座があるのにふさわしく威厳のある姿でした。たくさんの「龍」の装飾に見守られながら、この前で、クラスの記念写真を撮りました。

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いよいよお待ちかねの、研修班別タクシー研修です。最大4人に1台のタクシーが用意されるという贅沢な企画。タクシーの運転手さんが観光案内をして下さいます。「国際通り」、「沖縄ワールド」、「旧海軍司令部壕」、「斎場御嶽」など、それぞれの班がそれぞれの場所へ出発します。「お昼ご飯をどこで食べようか」、「お土産は何にしようかな」、「何を観ようかな」「どんな体験をしようかな」。あらかじめ計画を立てていましたが、期待は膨らむばかりです。これが、この沖縄研修旅行の最後の大きなプログラムです。最後の思い出作りに行ってきます!

約5時間のタクシー研修を終えて、全員が那覇空港に集合しました。かなりのお土産を買い込んだようで、鞄は一杯です。思い出も一杯です!

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6組 小寺 祐貴子さん

楽しかった研修旅行もとうとう最終日。時間が過ぎていくのが惜しい気持ちを抱えつつもまずは首里城へ向かいました。今まで二千円札のイメージしかなかったのですが、実際に行ってみると想像を超えた建造物に感動しました。鮮やかな朱色がすごく印象的で、ここに琉球の王様が住んでいたと思うと、今その場所に自分がいることがとても嬉しかったです。首里城散策の後は、待ちに待ったタクシー研修に行きました。今日もいろんな場所を周りましたが、まだまだ行きたい場所がたくさんあるので、またプライベートでも沖縄に来たいと思いました。

少し早いような気もしますが、那覇空港で解団式をしました。研修旅行後団副委員長の6組山本佑香さんより「沖縄の美しい自然に触れ、たくさんの経験ができたと思います。また戦争について学び、その悲惨さを知り、戦争を二度と起こしてはいけないと思いました。沖縄で学んだことをこれからの生活に活かしていきましょう」と挨拶があり「添乗員さん、いつも手際よく引率して頂き、本当に助かりました。ありがとうございました」の言葉に合わせて、生徒全員で、添乗員さんの方々に向かってお礼の言葉と一礼をしました。そして、最後に後団団長の坂根先生より「4日間の沖縄研修旅行を通して、いろいろなことを経験し、皆さんそれぞれがいろいろな感想を持っていると思います。それらを基にして、次のステップに進んでください。高校生として何をするべきか、自分に何ができるかを考えて、これからの生活を頑張ってください」と挨拶がありました。4日間を過ごした沖縄の地に別れを告げて、飛行機は、懐かしい関西へ向けて出発しました。

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予定より少し遅れて、大阪伊丹空港に到着。行きよりも重くなった鞄を受け取った後、到着ロビー前に集合し、各クラスで担任の先生のお話があり、解散しました。これにより、感動と充実感に溢れた沖縄研修旅行は幕を下ろしました。

いつの間にか12月。沖縄に比べてかなり寒くなっています。風邪をひかないように気をつけて帰りましょう。「家に帰るまでが研修旅行です」。

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今回の沖縄研修旅行のテーマは「太陽の島~碧い海と空、そして『ひめゆり』たちへの鎮魂歌(レクイエム)」でした。

真っ赤な太陽の下、やっぱり沖縄の海は碧く美しかったです。美味しいものも一杯食べました。感動の連続。めくるめく楽しい時間と空間で、私たちは沖縄の魅力に惹きつけられました。

しかし、その反面、この美しい島で起こった悲しく辛い過去の事実をしっかりと目に焼き付け、私たちは、失われた多くの命に哀悼の意を表し、世界平和を固く誓い合いました。

物事には必ず「光と影」があります。私たちはともすれば「光」の方だけを見がちですが、「影」の部分も見て、はじめて物事の「本質」が見えるような気がします。

「沖縄の光と影」。これからの人生の大きな糧の一つになってくれることでしょう。

最後に、研修旅行後団委員長の10組麦踏有希さんが研修旅行全日程を振り返っての感想を書いてくれました。これを掲載し、この4日間の研修旅行のブログを終わりたいと思います。最後まで、お読みいただきありがとうございました。

あっという間に研修旅行が終わってしまいました。この4日間で私たちは、数えきれないほどたくさんのことを学びました。戦争体験者の方が、「加害者は忘れても被害者は忘れない。」「相手のことを知りたいのならお互いのことを理解することが必要だ。」とおっしゃっていたことを聞き、全くその通りだと思いました。「あなたたちは私たちに昔ひどいことをしたから、あなたたちとは仲良くしない。」ではいつまで経っても平和的解決はできません。戦争をしたのは私たちでなくても「私たちの国は昔あなたにひどいことをしました。本当にごめんなさい。もう2度と悲惨なことにならないようにします。」という気持ちを持たなくては平和な世の中は作れません。このことは、国同士だけでなく、私たちの身近なことにも当てはまると思います。私は、今回の平和学習で自分なりに「平和な世にするには、まずは自分が人を思いやる気持ちを持つべきだ」と考えました。人を思いやる気持ち・・・特に親への感謝の気持ちを大切にし、日々過ごしていきたいと思います。お父さん、お母さん、先生方、そして私たちに関わってくださった全ての方々、私たちに貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

2016.11.30 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行前団 4日目

最終日

朝食を6時50分からいただき、午前中は戦跡ツアーにでかけます。2度目、3度目の生徒もいますが、高校2年生として沸き上がる感情はそれぞれあったことでしょう。

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔では、犠牲になった方々の御霊に班ごとに祈りをささげました。千羽鶴を奉納し手を合わせているだけで、こみ上げてくるものがあります。資料館に入ると、同世代の学生の遺影や、当時の体験記が並んでいます。昨夜、大西さんの平和講話を聞いての今日なので、史実にぐっと引きつけられました。ひめゆりだけではなく、慰霊の塔は無数にあります。「戦争はだめなんです、よくないんです。すべてを奪うんですよ」館内でひめゆり隊の生存者の方が、生徒に繰り返しお話しくださいました。

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マヤーガマ

県からの指導で全員ヘルメット着用。実際壕内に入ると、カツン、カツンとヘルメットが突き出た鐘乳石灰岩にあたります。狭い。暗い。この闇に40名の生徒が足を滑らさないようもぐりこんでいきます。当時もこれぐらいの民間人と兵隊がここで「生活」したといいます。光が入ると見つかる、と畳板で入口をふさぎ、赤ん坊が泣くと殺されたというガマ。ほんの15分程中にいただけなのに外へ出ると「太陽がいい!」「なんかホッとする」と口にする生徒たち。わたしたちの今の穏やかな生活は過去の凄惨な歴史の上にあるのだと実感したのではないでしょうか。案内ガイドの安田さんが、当時、捕虜になったときのこと、沖縄戦で民間人がどんな風に巻き込まれていったのかという事実、平和の意味を教えてくださいました。「みなさん、平和がなければね、夢も希望もなんも持てないんですよ。夢や希望がある、っていうことは、とてもとても幸せなんです。」生徒たちはじっと頷いて聞いていました。

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戦跡をめぐったあと、那覇市内の「キャプテンズ」で昼食。目の前の大きな鉄板の上でリズミカルに次々とサーブされる豪華ステーキ。男子も女子も残さずペロリといただきました。

この4日間は五感を揺さぶる体験ばかりです。世界遺産、といってもピンとこない(?)生徒たちも「首里城正殿」前に立った時、旅行のしおりの表紙そのままの彩色建築に圧倒され、ついに旅の最終駅にたどり着いた気持ちになりました。琉球の栄華の前でクラス写真。「はい、めんそーれ!」

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解団式

解団式で校長先生からこんな言葉をいただきました。「私は宮古島に3年住んでいたので、自分の2番目のふるさとのように思っています。みんなにも、これから何度でもこの沖縄の土地を訪れてほしい。そしてここをもっと好きになってほしい。好きになったら無関心でいられなくなる。もっと知りたくなるはず。そうやって物事への関心、学習を深めて自分の人生を豊かにしていってほしい。みんなの素晴らしい一面をたくさん発見できたいい旅行でした。どうか気をつけて帰ってください。」温かい言葉を残して、2班と一緒の飛行機で出発されました。

9月から、決して十分ではなかったけれども、精一杯事前学習をしてきました。日常を離れ大自然に身を預け、都会ではありえない豊かな贅沢な時間を過ごした生徒たち。私服姿の彼らは少し大人びたように見え、それぞれが平和の意味や時間の尊さを胸に刻んで伊丹空港に降り立ちました。海外旅行ではなかったけれど、家族を思い、普段の恵みに感謝した4日間であったことは間違いないでしょう。旅の安全をお祈りいただいたすべての方々に感謝いたします。近畿日本ツーリストの皆様、心を尽くしてお世話いただきお礼申し上げます。ありがとうございました。

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2016.11.30 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行後団 3日目

  今日は、沖縄本島に移動し、「ひめゆりの塔」と「ガマ(自然の洞窟を利用した防空壕)」を見学します。今回の研修旅行のメインテーマとも言うべき「平和学習」。今までの総合学習の時間で沖縄戦の悲惨さを多く学んできました。今日はまさに「祈り」の1日。昨日とは少し違う気持ちで7時に起床し、朝食を食べました。

2日間お世話になった石垣リゾートグランヴィリオホテルを後にし、石垣空港へ。

石垣空港から那覇空港まで約1時間。意外と離れていることに驚きました。(この距離は石垣島から台湾に行くより遠いようです)

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那覇空港に到着。空港のあちこちに「めんそーれ」という文字が。「めんそーれ」とは「いらっしゃい」という意味だそうです。方言って、なんだか優しくて温かい響きがありますね。いくつかの方言を覚えて帰りたいものです。 

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昼食は、国際通りにあるお店でステーキを食べました。各テーブルにシェフがいて、目の前で焼いてくれます。こんな美味しいお肉、めったに食べられません。

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いよいよ、「ひめゆりの塔」へ。第二次世界大戦末期、看護要員として女学生たちが悲劇的な最後をとげました。彼女たちは14歳から19歳ぐらいの若さでなくなっていったのです。生徒たちとおなじような年齢で……。

資料館では、女学生たちの写真、遺品が展示されていました。その中でも生き残られた女学生たちの証言(手記)がありました。あまりにも残酷で、あまりにも悲しい当時の様子が生々しく語られていました。本当に涙無くして読めないものでした。

「『お母さんに会いたい』と板良敷良子さんが泣きながら言いました。『もう一度、弾の落ちない青空の下で大手を振って歩きたいね』とも言いました。それを聞くと、皆声を出して泣きました。こんなに追い詰められて死ぬのは悲しすぎると皆思っていたのです。だから一度に泣き崩れたのです(女学生の証言より)」 

女学生たちには様々な「夢」があったことでしょう。また、様々な「未来」があったことでしょう。それなのに、世の中の情勢に翻弄されて、若い命を散らしていったのです。それを思うと、私たちは彼女たちの分まで精一杯生きなければなりません。それぞれが、そんな思いでひめゆりの塔の前で黙祷をし、平和を願う千羽鶴を捧げました。

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次は「ガマ」へ行きました。ここは多くの一般の人々が戦火を避けて避難をした自然の洞窟です。ガマによっては数千人の人々が身を寄せたと言われています。

軍手、ヘルメットを着用し、手には懐中電灯。ガイドさんの案内に従って、入壕しました。懐中電灯以外は全く灯りがなく、外の光も入ってきません。でこぼこで滑りやすくなっている足下に注意しながら、さらに奧へと進みました。途中、全員で懐中電灯を消しました。するとそこは真の闇。こんな闇は、私たちの日常では経験できません。この闇の中で多くの人々が、飢えに苦しみ、恐怖におののきながら数週間も過ごしていたのです。ガイドさんの話によれば、特に小さい子どもは、不幸な最期を迎えたそうです……。

傷ついた人々のうめき声、兵隊たちの怒鳴り声、お腹を空かせた子どもたちの泣き声、そして、子どもを失った親たちのすすり泣きの声……。このガマの闇は、いまでもそれらを肌で感じさせ、戦争の究極の悲劇を語ってくれる無言の証人のなのです。

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9組 落合 奈々子さん

ガマは事前学習の知識から、実際に入ると思うと昨日の夜から怖くて仕方なかったが、想像以上に入り口が広くて安心しました。しかし、実際に入ってみるとあまりの深さにやはり怖くなりました。ガマの中にいる間は、ほんの数分の時間が何十分にも感じました。ガイドの人から壁面の黒くなっている部分は亡くなった方々の骨であるという話を聞いて、ここが戦場だった証拠であると感じました。ガマに入ったことによって、自分と同じ年齢の人たちがこんな怖い体験をしていたことを深く実感しました。私はひめゆりの塔を見学するのは2回目でしたが、前回とは感じ方が異なりました。その理由は、事前学習でひめゆりについて深く学んだからです。これらの経験で感じたことを胸に刻んで、これからの生活を送りたいと思います。

平和学習の一環として、戦争を体験された大西正子様に講演をしてただきました。

どんなドラマや映画を観ても、どんな参考文献を読んでも、体験者の「生の声」に勝るものはありません。私たちが今まで積み上げてきた平和学習の内容、または自分たちのお祖父さん、お祖母さんに聴いた経験談などとも重ねながら、「平和」への決意を固めてくれたことでしょう。

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9組 高村 真由さん

私は今まで、実際に戦争を経験した人のお話を聞いたことがありませんでした。米軍も日本軍も同じ人間であるのに、傷つけ合うのは本当に悲しいことだと思います。講演のなかで一番印象に残ったのは、同じ日本人にも関わらず、負傷して助かる見込みのない兵士に、青酸カリをミルクに混ぜ飲ませたというお話です。人々が、味方を殺さなければならないほどに追い込まれている状態にあったお話は、一生忘れることができません。もし自分が大西さんと同じ経験をしていたら、生きる気力を失っていたと思います。これからは大西さんのお話を心にとめて、命を大切に1日1日を過ごしていこうと思います。

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平和と命について考えながら、後団全員揃って夕食をいただきました。

今も「生」を頂いていることに感謝せざるを得ません。そして、人間が決して目をそらせてはいけない過去を学びました。未来を担う生徒たち、ひとりひとりの胸に「何か」が芽生えたことでしょうね。

明日は、最終日。琉球王国のシンボル首里城と、お楽しみの班別タクシー研修です。

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