マリアの幼稚園 仁川学院小学校 仁川学院中学校 仁川学院高等学校
 6ヶ年中高教育システム
 
仁川学院の教育原理−思慮分別・愛・力
 
■生徒たちが生来持っている能力を、正しく引き出し芽生えさせる教育

教育原理とは、生徒たちが生まれつき持っている教育可能性を指します。それは、思慮分別(ソフロニズモス)・愛(アガペ)・力(エネルゲイア)です。この三つは、倫理の根本原理「善は行え。悪は行うな」のように、生徒たちが生まれながらにもっている能力です。仁川学院は、この能力を引き出し、芽生えさせ、育てていきます。すべてが競争の中ですから、人は おくびょうになりがちですが、「神は、おくびょうの霊ではなく力と愛と思慮分別の霊を私たちにくださったのです」(2テモテ1:7-8)。これは、まさに「父と子と聖霊」の三位一体である神の、神秘的な姿を映したものです。仁川学院では、この神の霊によって生徒が誇り高い人生を築くよう導きたいのです。

思慮分別

聖書にある原語の「ソフロニズモス」は、正気、自制、思慮分別、賢慮と訳されます。現代は賢慮を欠き、自己中心に生きるから、かえっていら立っているように思えます。仁川学院ではつねに社会での使命を考え、明るい目的意識を待ち、その上で「たゆまず善を行う」(ガラテヤ6:9)行動派の人を育みます。

キリストの愛。それは、隣人愛であり、他人に奉仕し他人の利益を求める愛です。人間のほんとうの誇りはキリストのように人を愛して生きることにあります。この愛を育て、開花させ、実らせることを人生の目的にするとき、自分でも納得できる人生がはじまります。

神の姿にかたどって作られた 人間の力のすべてです。この力に溢れる人を育てます。私たちは、自分に与えられた力をほんの少ししか認識していません。私たちのうちにある未知の力を、人類の歴史がつづくかぎり、新しく発見し、顕在化するのも教育のつとめです。

 
 
■3つの教育原理が、これからの時代に生きる「人」を創ります

 
 
■中学から高校へ体系化されたライフデザインプログラム

■長崎研修 ■自分の『履歴書』づくり ■中学校黙想会

江戸時代には多くの隠れキリシタンが信仰を守り抜き、第二次世界大戦では被爆都市となった長崎。ここは仁川学院ゆかりの地でもあります。コルベ神父が開いた聖母の騎士修道院を訪れ、建学の精神「和と善」をより深く心に刻む研修が中学2年生の秋に行われます。

偉人のドキュメンタリー作品を制作。その経験をとおして、自分の「過去」と「未来」の履歴書を作る活動です。過去は家族へのインタビューから、そして、未来は自分の姿を思い描き、絵(コラージュ)や文章で具体的に表現。未来の自分への思考を深めます。

卒業を控えた2月、豊かな自然に囲まれた「黙想の家」で、神父様のお話を聴いたりしながら、日常から離れて一日を過ごし、自分自身をじっくりと見つめ直します。中学校生活を振り返り、自分の進路や将来などについて思索を深めるとともに、穏やかな心を取り戻すことを目的としています。

■イタリア研修ブログラム

高校2年生冬に実施するイタリア研修です。イタリア・アッシジは、本校の経営母体コンベンツアル聖フランシスコ修道会(小さき兄弟会)の創立者である聖フランシスコの生誕地ですが、それ以上に生徒たちにとっては、歴史、文化、言語、宗教など多様な学びのテーマを備えています。高校1年生の秋に研修テーマを設定し、事前学習の計画を組みます。教科を越えた探求型の事前学習をし、その成果をもって高校2年生の12月現地研修に参加します。この研修は、グローバルな歴史観を持った国際人の育成なども目的とし、生死観や哲学への導入のきっかけをつくります。

■比叡山研修 ■未来への扉プログラム ■進路決定への多彩なサポート

高校入学式から間をおかず、2泊3日で行います。高校生活の入り□で、大学やその先の人生を見据えた 「高校での学び方」を学ぶオリエンテーションです。日本仏教の母山といわれる比叡山での研修は、日本の伝統文化も重視する本校の「心の教育 」の一環。仏教にも共通した心の持ち方の基礎を築きます。

進学コースの高校3年生を対象とした将来の「知」を準備するプログラム。文化や科学など多彩な講座の中で特長的なのが、甲南大学マネジメント創造学部「CUBE」の協力による 「高大連携講座」。プロジェクト型の学習スタイルの講義を受けることができます。

高校からは客観的な判断のための進路適性検査、希望の大学を訪問する大学見学会、具体的なイメージを描く大学分野別模擬授業など多くの機会を設けます。進路決定のための情報収集とともに、進学準備への意欲を高めます。

 
 
■「特進U」を新設。3つのコース制で大学進学を支援します

生徒一人ひとりの6年後の進路目標に合わせたコース制を設置し、生徒の学習意欲を高め、全教員がチームになって現役合格をサポートします。早い段階で自分の適性を見極め、進路目標を掲げ、将来の自分の姿を描きます。

特進Uコースは東京大・京都大・大阪大・神戸大などの難関国立大学への進学をめざします。
特進Tコースは国公立大学と早慶・関関同立などの難関私立大学への進学をめざします。

 
進学コースは私立大学への進学をめざします。高校2年生で、難関大学受験に向けての「選抜クラス」を設置し、特進コースヘの変更を視野にいれた学習が可能となっています。

前期は、特進T・特進Uのコース間の変更が可能です。中期・後期は、すべてのコース間の変更が可能です。
 
 
■自学自習支援

自学自習を重視する仁川学院では設備も充実。平日は 夜7時、土日も夕方4時まで開放のブース型自習室は、生徒たちでいつもいっぱいです。また、特進コースの高校1・2年生は必ず週1回以上、放課後に 「寺子屋教室」で、私語なしで90分間自習することになっています。

■中学から高校課程の
  内容も学習

国語では音読・暗誦など体感によって古典に触れ、高校課程の内容にまで踏み込んだ古典の世界や文化を学びます。数学では、代数・幾何を体系的に学習。中学1年から高校課程の内容も学習していきます。英語では中学3年後半から高校課程の学習を行います。

■朝の読書・小テスト

中学では朝礼時に読書と小テストを実施します。週1回の朝の読書では自分の好きな本に没頭し、感性を育み、考える力を身に付けます。また、朝の小テストは計算、漢字、英単語でそれぞれ週1回ずつ実施。日々の予習復習を通じて継続学習の大切さに気付かせ、家庭での学習習慣を付けます。間違いはその日にやり直し、基礎力を確実に 定着させていきます。

■自分の生活を考える
  「NIGAWA LIFE」

HR担任は日記を通して生徒一人ひとりをつねに見つめています。生徒たちは授業の取り組みやクラブ活動、自宅での学習内容などを毎日記録して提出。HR担任はそれぞれにメッセージを送ります。学期単位で 「NIGAWA LIFE」は配布されます。

■習熟度別授業

中3の英語・数学においては、クラスを3分割し、少人数による習熟度別授業を実施しています。生徒の能力を最大限に引き出すために、一人ひとりに対してきめ細かい指導をしています。

 
■進路別選択授業

高校2年からは進学・特進いずれのコースも選択科目が増加。進路に応じた多様なパターンで授業を選択することができます。少人数のクラス編制で受験に対応できる学力を養成します。

■学習合宿(高2、3特進)

日常とは違った環境で2泊3日を過ごし、学ぶことの喜びや厳しさを実感しながら、量から質へ学びを高めていくための合宿です。生徒それぞれが自分の夢を実現する決意を新たにし、今後の受験勉強に追い込みをかけるエネルギーを生み出します。

■学内予備校

高校3年から、月曜日から金曜日の放課後に英・数・国の入試対策講座を開講します。大学入試の第一関門であるセンター試験対策に的を絞り、目標達成のための学力アップはもちろん、受験に必要不可欠な集中力や継続力を“90分講座”で徹底訓練します。
土曜日は理・社においても70分講座を開講します。英・数・国については難関私大入試対策も射程においています。

■春期、夏期、冬期、
     入試直前講座

高校2年の春休みは受験生としての意識づけと受験対策学習への導入を図る「受験準備講座」を開講。高校2年、3年の夏休みは、さまざまな入試に対応する講座を設定して、より高い実戦力を積み上げていきます。高校3の入試直前の冬休み、1月の講座ではセンター試験と一般試験の対策を万全
なものとし、受験学力をさらに確実にします。

 
 
■学年の違う生徒たちの共同活動で、人間的にも成長

仁川タイム(総合的な学習)や野外活動、運動会や学院祭など、仁川学院は体験型学習の機会を多く設けています。体験型学習では、実際の場所で、実物を見て、触れて感覚で直接的に理解でき、また、困難を乗り越える中で達成感と感動を味わうことができます。大きな特色は、学年を超えた縦割りのグループで共同活動すること。年齢の異なる生徒たちが共同活動することで、お互いが役割を認識し、達成のために知恵を出し合います。そこで、高学年には低学年の生徒たちへの思いやりや責任感が芽生え、低学年は高学年の働きを見ながら、成長の目標を持ちます。気付かないうちに学び合い、計り知れないほどの生きた知恵を身に付ける体験型学習。その一つひとつが一人ひとりの成長を促し、新たな人生の価値を形成していきます。

■仁川タイム

総合的な学習として「体験・経験」することを基本とし、「自分の疑問」に対し、「自分で調べ・考える」ことを大切にしています。教科の枠を超え、学年も混成して試行錯誤しながら各自のテーマに取り組んでいきます。特に6月、2月に行われる選択講座では、通常授業では味わえない‘感動'を体験します。
〈仁川タイム選択講座例〉
・仁川農園
・教科書に載らない国語の時間
・多面体おりがみ〜考える頭をつくろう!〜
・フランス語講座(初級)
・陶芸「土は造形の基本だ」
・Dance Dance Dance!

■野外活動

大自然に触れ合う経験と事前学習・現地のフィールドワークによる調べ学習の2つの活動をする伝統行事です。1年〜3年まで学年の違う生徒たちで班を構成して、3年間で高原と2ヵ所の海で研修。貴重な体験と大きな学習効果をもたらしています。

■あらゆる行事を
  生徒主体で企画運営

各クラスの委員長が討議する委員長会と中学・高校生徒会が中心となって企画運営を行います。主なものは1学期の高校体育祭・生徒総会・球技大会、2学期の中学運動会や学院祭など。生徒会執行部は高校2年生ですが、中学生・高校生が学年を越え一体となって取り組みます。

■アメリカ留学制度

共学のカトリック・ミッションスクール「セント・メアリーズ・ハイスクール」(アメリカ・アリゾナ州フェニックス)と姉妹校提携。ここで8月から翌年5月まで規定の単位を取得し、帰国後復学する留学制度があります。平成20〜21年は3名が現地で就学しました。

 
 

「自分を律し、目的・目標に向かって進む」これを支援するために、進学・特進の2コース制が準備されています。
両コースの学習では授業時間数は同じですが、学習到達目標・教材・定期考査が異なります。
また、両コースとも中学3年生から高校課程が導入され、特進Tコース・Uコースではセンター試験を意識した基礎力の育成がはじまります。

学年/教科 国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保・体 技・家 英語 宗教 LHR 選択 仁川
タイム
中1 進学コース 5 4 5 3 1.5 1.5 3 2 5 1 1 1 2 35
特進Tコース 5 4 5 3 1.5 1.5 3 2 5 1 1 1 2
特進Uコース 5 3 6 4 1.5 1.5 3 2 5 1 1 0 2
中2 進学・特進コース 5 3 5 4 1 1 3 2 5 1 1 2 2 35
中3 進学・特進コース 5 4 5 4 1 1 3 1 5 1 1 2 2 35
 

[進学コース]
高校1年では、しっかりとした「基礎力」の獲得をめざし、特進コースと同じ週35時間を確保しています。
この学習の中で自分の学習目標をしっかりと見定め、高校2年からは学習内容を深める選択教科学習へと進みます。
高校3年での受験学力獲得への支援は、AO・指定校推薦・公募制推薦・私大の一般入試受験を想定したカリキュラムが準備されています。
また、高校2年では難開校受験に向けての「選抜クラス」が設置され、特進コースヘの変更を視野に入れた学習が可能となっています。幅の広い進路選択が進学コースの特長です。

学年/教科 国語 社会 数学 理科 保健
体育
芸術 英語 家庭 情報 未来
への扉
宗教 LHR 総合
学習
高1 5 4 6 4 3 2 5 2 1 - 1 1 1 35
高2 文系 4〜8 6 2〜6 0〜7 4 2 5〜9 - 1 - 1 1 1 35
理系 4〜8 2 7 3〜7 4 2 5 - 1 - 1 1 1
高3 文系 9〜11 6 - - 4〜6 0〜2 9〜11 0〜2 - 2 1 1 1 35
理系 3〜5 - 8〜10 7〜9 4〜6 0〜2 6〜8 0〜2 - 2 1 1 1
 

[特進コース]
特進Tコース、Uコースの全員が難関大学受験を前提とし、高校1年では、センター試験や難関大学を意識した基礎力の充実と、「応用力」の育成をめざします。高校2年では国公立大学・難関私立大学受験に向けて、「応用力」の発展に取り組みます。
高校3年では特進Tコース、Uコースそれぞれの目標に向けて学習選択がより細分化されます。
また「学習合宿」、90分演習授業、放課後や土曜日の入試対策講座、自学自習の支援など目標突破への細やかな対応を行います。

学年/教科 国語 社会 数学 理科 保健
体育
芸術 英語 家庭 情報 宗教 LHR 総合
学習
高1 5 4 6 4 3 2 5 2 1 1 1 1 35
高2 文系 5〜9 6 5 0〜4 3 - 8 - 1 1 1 1 35
理系 5〜9 2 8 3〜7 3 - 6 - 1 1 1 1
高3 難関私大 文系 10 6 - - 3 - 13 - - 1 1 1 35
理系 3 - 9 7 3 - 10 - - 1 1 1
国公立 文系 9 7 3 2 3 - 8 - - 1 1 1
理系 6 1 9 7 3 - 6 - - 1 1 1
 

   
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