校長先生のブログ

(聖書)柔和であれ

 

フランシスコ8

何事をなすにも柔和であれ。(シラ書317節)

アッシジの聖フランシスコの祝日(104日)は仁川学院の創立記念日です。私たちフランシスコ会士は、「アッシジの貧者」と呼ばれたフランシスコを敬愛の念を込めて「師父」と呼びます。師父はまさに、この聖書の言葉通り『柔和』を生きた聖人でした。しかし、自分に対しては決して限界を設けず、福音書の精神を徹頭徹尾生きようとした聖人です。

師父は数々の伝説を残し、その功績は世界の偉人たちの中でも群を抜いていることと、彼の作品である『太陽の賛歌』等から、陽(明るい・快活な)のイメージを多くの方々が持たれていますが、この『太陽の賛歌』こそ、彼の死に際に書かれたものなのです。

師父が帰天する約2年前、ラヴェルナ山で神から聖痕(キリストが受難の際、十字架上で受けた傷)を受け、その傷と厳しい修行のゆえに体は急速に悪化して行きます。様々な感染症や合併症によりほぼ失明状態となり、体の様々な痛みに師父はひと時も体の苦しみから解放されない状況の中で、命の終わりの時に向けて最後の歩みが行われていました。そんな中詠まれた『太陽の賛歌』。師父の精神が宿るこの詩を読む時、その眼差しの奥に『創造主』への深い深い信頼と感謝を、感じ取ることができるはずです。

私たちは苦しい時、苦しみの呻き声を上げます。そして、それは普通の反応でしょう。しかし、そんな中でも柔和でいることができることを、師父は私たちに示し、神もそのような境地へ私たちが歩んで行けるように招いておられる。それはあなたも例外ではないのです。

 

フランシス4M

 

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