校長先生のブログ

2016年

二学期スタート!

DSC_0402 いよいよ二学期がスタートしました。学期の始まりが待ち遠しかったのでしょうか、始業時間が近づくころには数名しか登校する姿を見かけることしかできないくらい、児童たちは早めに登校しました。校内では久しぶりの再会に談笑していたり、運動場では暑さも気にせず全身を躍動させて遊んでいたりしました。

 互いを待ち遠しく思える繋がりがあることで、自分の内側から溢れ出る喜びに包まれるのですから、本当に幸せなことです。

夏から秋、そして冬へと3つの季節が移り変わる二学期の日々が、児童たちの心の豊かさを育むための繋がりを深める時となり、建学の精神「和と善」という人格的特性をもつ真人として、互いが兄弟姉妹であることを意識し、一層の繋がりを持つことで喜びを大きくして欲しいと思います。

「あそび」を持つ

 京都の夏を告げる祇園祭が行われています。祇園祭のハイライトとして知られる33基の山鉾巡行は、17日と24日に行われるそうです。この祇園祭について、ラジオ放送のパーソナリティーは、祇園祭前に自分が目にした驚きを語っていました。それは、分解されている山車の組み立てが縄だけで行われているということでした。山鉾の先頭を行く長刀鉾は20mの高さがあるのだそうで、それを縄だけで組み立てることは確かに驚きです。

山鉾1 しかし、釘を使わず縄で縛るのは、理由があるそうです。街中のあちこちを移動する山車を釘で打つと、無理がかかって木が割れるとのこと。縄で縛ると、適当な「あそび」があって木が割れることはないそうです。張り詰めた状態は、壊れる寸前の状態でもあると言えるのでしょう。

DSC01623 さて、児童たちは、1学期を間もなく終えようとしています。同時に、夏休みが始まろうとしています。夏休みの日々に心を向けるだけで、児童たちの心はワクワク感で一杯でしょう。いつもと違った場に身を置くことで発見できる自然の輝きや家族との繋がりは、児童の心の豊かさを一層大きくしてくれるものです。山車の「あぞび」のように、心を豊かにする夏休みの日々を十分に楽しむ時として欲しいも のです。

 

愛情一杯、フランシスコ・フェスタ

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624日(金)、「フランシスコ・フェスタ」という父母の会主催によるイベントが学校内で行われました。午前中のカルチャーとお買い物、午後の催しは、児童たちの最高の笑顔を引き出す楽しいものとなりました。この日に行われたすべてのものは、保護者の愛情によってできあがったものです。学校の空間は、そこにいるだけでワクワクさせてくれる華やかな場所になって変わっていました。それに、一層輪をかけて楽しくさせてくださったのは、笑顔の保護者の存在です。自分たちが学ぶ場所に、どこに足を運んでも笑顔の保護者が明るく迎えてくれたからです。

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沢山の準備があっての「フランシスコ・フェスタ」は、まさに保護者の愛情から生まれてくるものです。楽しく過ごせたことをとおして、児童たちは保護者への感謝を深める機会ともなりました。自分たちに向けられた保護者の愛情を知る事で、優しさや慈しみを他者へ向ける態度を起こす心を大きくする一機会となったと思います。

身の回りに起こる様々な事にも、誰かの思いが込められていること感じる児童となれますように。

めばえ

 花も終わり枝の刈り入れがなされたサツキとツツジは、すっかり小さな姿になっていました。ところが、刈り込まれて一本の棒のようにしか見えない枝からは、日を重ねるごとに小さな丸い緑の固まりがあちこちから出始めてきました。それは日ごとに大きく生長して、小さいながらも立派な葉となっています。小さな葉が段々と大きくなるにつれ、少し貧相にも思えたサツキとツツジは、逞しく生き生きとして大きく見えます。命あるものの芽生えは、その存在を大きく感じさせてくれるものです。

 児童たちの成長も、個人が持つ能力や個性の輝きを感じさせるものです。様々な経験に身を置く中で、自分の輝きを大きくするためのエネルギーを吸収して、自分らしさを一層輝かせて欲しいものです。

自分を知る

図1 最近、自分を知る事についての講話を聞きました。その際、「ジョバリの窓」という、コミュニケーションにおける自己公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるモデルを知ることが出来ました。1.自分も他人も知っている、2.自分は知っているが他人は知らない自分、3.自分は知らないが他人は知っている自分、そして、4.自分も他人も知らない自分があるとされ、1~3のトータルは10%くらい、4は90%くらいを占めるとされ、ここから自分について殆どは知らないということでした。4については、潜在能力とも置き換えられ、引き出さなければ知ることが出来ない自己ということです。

 様々な出来事、それも初めての出来事や事象については、自分自身が驚いてしまう感情や態度を表すことがあります。そこで、様々な事に挑むことは自分を知る機会となるということにも繋がります。

 学校での出来事(体験、他者とのコミュニケーション、学び)は、自分を知る、また根源的能力を引き出す機会と考えられます。潜在能力の扉を開け、自分を知ることを深めて行く事が出来るよう、学校生活における出来事を数多く求めて行きましょう。

イエスのみ心の月

アジサイ0603いよいよ6月に入りました。太陽の輝きがまぶしい日々が続いていますが、暫くすると梅雨の始まりを聞くことになるのでしょう。季節ごとの自然の味わいは、梅雨のうっとうしさの中にも紫陽花の美しさやカエルやカタツムリなどの生き物の生きる力強さとして見出すことが出来ます。

 様々な体験は、自分自身の心を豊かなものとする機会となります。感動や驚きや不思議さなどそれまでには持つことが出来なかったことが、自分の視点の変化をもたらし自分の世界を広げていくのです。

 常に誰かとの関わりの中で過ごす私たちは、誰かの言動に心動かされるものです。神のみ旨そのものを語るイエスさまの教えや態度は、神の似姿としての尊厳へ立ち返らせる唯一の道であり真理としてあるものです。このイエスさまの言葉と態度を知ることは、本来人間が持つべき神を中心とした世界観、神の似姿としてある人間の輝きを放つ者としての人間観、神さまが人間の救いのために関わっている歴史観をもたらしてくれます。このことは、神さまの私たちに対する大きな愛に気づき、そこから心に湧き起こる神への感謝や他者への兄弟愛を深めてくれる機会となるのです。

たくさんのイエスさまの言葉に触れ、神さまとイエスさまのみ心に繋がる6月にいたしましょう。

輝きを放つ

DSC_0651サツキの花が終わり、代わりにツツジの花が鮮やかに咲き、正面玄関を華やかな空間に変えてくれています。冬から春へ季節が移り変わる中で、枯れ枝のようにしか見えなかった木々は、今は命の輝きを一杯に溢れさせ、見る者にも生命の素晴らしさを力強く語っているようです。よく見ると、枝の所々には、可愛らしい若葉が三、四枚の固まりとなって顔を出しています。枯れ果ててしまって何も生まれないように見えた枝からこんなにも生き生きとした表情をされると、生命の素晴らしさと力強さに改めて感じ入ります。

児童たちも、神さまの似姿としていただいた根源的能力(愛・力・思慮分別)を一層発揮して、神さまの持つ栄光の輝きを自身の存在において放つことが出来たらと思います。

創造による環境を大切にすること

仁川のツバメ ツバメの訪れの時期を過ぎても姿が見られないことに心配をしていましたが、五月に入って見かけることが出来、安心と喜びに浸っています。サツキが咲き誇る時節を迎えていることも含め、季節ごとに味わえる自然の美しさや現象に感謝の念が湧き起こってきます。

自然の素晴らしさに感動を覚えながらも、年々環境の変化も否めない状況でもあります。今朝のラジオでは、ツバメにとって、中心街での環境の変化や人の手による巣の排除によって平均的巣立ちが四羽を下回ってきているとのことでした。このことはツバメの数の減少化を示すようです。

生きていく環境が厳しくなっている状況で、様々な取り組みが成されていることも現実です。たとえ小さな取り組みでも、自分たちが生かされているこの自然を大切にする心や生きる物の命を愛する心を引き出すことになります。このことは、自分を生かす事へと繋がることにもなります。なぜなら、神によって創造された世界は、秩序と調和によって私たちが生きる環境がもたらされているからです。

環境保護の聖人でもある聖フランシスコの心を基軸とするこの学校生活において、児童の意識の中に生かされている環境を大切にする思いを心に留めることが出来るようにしたいと願っています。

気がかり

DSC_1148新一年生を迎えて、第2週目を過ごしています。朝の挨拶時に見ることが出来る一年生の表情には、少しずつですが不安から安心へと変わっている心情を見て取ることができます。一人ひとりが、新しい環境と生活リズムに対して前向きに進んでいることに喜びを感じずにはいられません。

 そんな中、一昨年は4月10日、昨年は4月15日に見ることが出来たツバメの姿を未だ見ることが出来ていません。「どうしたのかな?」と気がかりのうちに、毎朝の挨拶時間を過ごしています。いつも見ることが出来る姿を目にすることが出来ないために心配が大きくなってしまいます。

 ツバメの元気な姿への期待と学校へ来る喜びが溢れる児童たちの笑顔が見られる喜びのうちに、明日からの朝の挨拶に向かいたいと思っています。

 

さあ、始めよう。

st100401 アッシジの聖フランシスコは、兄弟たちへの語りかけの終わりに、神さまの祝福と合わせて「さあ、はじめよう」と励ましの言葉を贈っています。神さまの善き計画の実現のため、神から自分に与えられた能力をもって働くよう励ますのです。

 聖フランシスコの霊性を表す「和と善」を建学の精神として謳う本校として、神の救いの計画の実現を図っていく使命があります。神と他者と和み、神から贈られた善を人々と分かち合うことに生きる喜びを感じ、人として素直な生き方をする者となるよう児童たちを育んで行くため、聖フランシスコから励ましを受けた兄弟たちのように、教職員一同が共通意識を持って共に教育活動を始めていきたいと思います。そして、児童たちにも、互いが兄弟姉妹として励まし合う繋がりを深めていくことが出来るよう、関わって参りたいと思っています。

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